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ブックマーク / www.premiumcyzo.com (13)

  • 岡崎京子の

    1994年に出版された岡崎京子の代表作『リバーズ・エッジ』が映画化されるという。マンガで描かれたあの時代のリアリティにノスタルジーを感じる30~40代誌読者も多いはずだが、今の若者は果たしてピンとくるのだろうか――。そこで、同作を現在の肉系女子に読んでもらいながら、岡崎京子マンガの有効性を問う! 映画『リバーズ・エッジ』公式サイトより。出演する若手俳優たちは、オジさん&オバさんのノスタルジーに付き合わされていないか……。 2018年2月16日、映画『リバーズ・エッジ』が公開される。1994年に単行化された岡崎京子の同名マンガの映画化だ。二階堂ふみや吉沢亮ら若手俳優が出演し、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04年)などで知られる行定勲が監督を務める。そして主題歌を、岡崎と27年来の友人である小沢健二が書き下ろした。 映画の公式サイトで、行定監督は「ずっと漫画映画化に抵抗してきた。しか

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    pha
    pha 2018/01/18
  • 【東大教授 三浦俊彦(58)×アイドル 鹿目凛(20)】『ハルヒ』『時かけ』『君の名は。』――「ループする時間」とアニメ作品の悲哀

    【拡大画像はグラビアギャラリーでご覧いただけます。】 (写真/小濱晴美) 誌ではおなじみ、東京大学人文社会系研究科教授にして、美学・分析哲学が専門の三浦俊彦先生が、「エンドレスエイト」論を執筆中だという。2009年に放送され大反響を巻き起こした『涼宮ハルヒの憂』第2期「エンドレスエイト」が、「ループする時間」を扱った作品として“非常にヤバい”というのだ。 確かに「時間」をテーマにするのはSF作品の常套手段であるし、『時をかける少女』(06年)、『君の名は。』(16年)、『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(17年)など、なぜか昨今「ループする時間」をテーマにしたアニメ映画作品が多いのも事実だ。 そこで企画では、その『涼宮ハルヒの憂』の「エンドレスエイト」をとっかかりに、アニメ作品における「ループする時間」について同氏に分析を加えていただくことに。と同時に、女性アイドルグル

    【東大教授 三浦俊彦(58)×アイドル 鹿目凛(20)】『ハルヒ』『時かけ』『君の名は。』――「ループする時間」とアニメ作品の悲哀
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    pha 2017/10/19
  • 【磯部涼/川崎】競輪狂いが叫ぶドヤ街の歌

    有数の工業都市・川崎はさまざまな顔を持っている。ギラつく繁華街、多文化コミュニティ、ラップ・シーン――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 川崎競輪の場内で紫煙をくゆらす、フォーク・シンガーの友川カズキ。 そこは、ネズミ色の世界だった。川崎駅の東口を出て、通称・市役所通りを1キロほど行くと川崎競輪場にたどり着く。エントランスは平日の昼間だというのにごった返している上、誰もが一様にくすんだ服を着ており、見分けがつかない。「こっちこっち!」。そのとき、よく通る声で呼び止められた。振り向くと、ネズミの群れの中に野犬のような鋭い目つきの男が立っている。 「ここにはよく来るのかって? くだらないこと聞かないでよ」。異形のフォーク・シンガーとして、そして、ギャンブラーとして知られる友川カズキは、

    【磯部涼/川崎】競輪狂いが叫ぶドヤ街の歌
  • 【特別対談】イスラーム法学者・中田考/哲学者、作家・東浩紀――民主主義はこれからどうなるのか?【前編】

    (写真/有元伸也) ――参院選、東京都知事選が終わり、大した波乱もなく下馬評通りの結果となった。だが、ここに来て、国民国家や民主主義への批判が一層大きくなっているのも事実だ。イスラーム研究家である中田考氏は、そもそも人やモノの移動を禁じ、国民とそれ以外を区別する国民国家には根的な問題を抱えていると考え、カリフ制こそが国境の存在しない理想の世界だと言う。情報技術を駆使し民主主義のバージョンアップを提起した批評家・東浩紀氏は、動物的な生を保障するグローバルなプラットフォームの上に、小さな最小国民国家が立ち並ぶことこそが、新たな民主主義であるべきだというが、これはどこか中田氏の思想と呼応しないだろうか?まったく異なるアプローチから民主主義の未来を考える、特別対談をここにお届けしたい。(※対談は、7月28日にゲンロンカフェで行われたものを加筆、再構成したものです) トルコ人の4割がイスラーム国

    【特別対談】イスラーム法学者・中田考/哲学者、作家・東浩紀――民主主義はこれからどうなるのか?【前編】
  • 【嶽本野ばら】収入は電子書籍の印税「月100円」?──家族に“媚びて”過ごす故郷・京都での日々

    ――作家・嶽野ばら氏が久しぶりの新刊を上梓する。これまで自らの言葉であえて語られることのなかった、秘められた思いとは? (写真/三浦太輔・go relax E more) 2015年4月、所持していた危険ドラッグに麻薬成分が入っていたとして、作家・嶽野ばらが逮捕された。過去には、『下物語』(小学館)や『ロリヰタ。』(新潮社)といった乙女心を追求した小説が女性ファンを中心に支持を集め、“乙女のカリスマ”とまで呼ばれた氏だが、07年にも大麻所持によって逮捕されており、薬物による逮捕は2度目のことだ。

    【嶽本野ばら】収入は電子書籍の印税「月100円」?──家族に“媚びて”過ごす故郷・京都での日々
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    pha 2016/09/20
  • 【磯部涼/川崎】不況の街のレイヴ・パーティ

    有数の工業都市・川崎はさまざまな顔を持っている。ギラつく繁華街、多文化コミュニティ、ラップ・シーン――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 川崎区の工場地帯で、4月30日の夜から5月1日の昼にかけて開催された〈DK SOUND〉 夜が明けようとしていた。空の色が次第に黒から青へと変わり、闇に埋もれていた工場群のシルエットが、型抜きでもするかのように浮かび上がる。めくるめく世界をつくり出していたプロジェクション・マッピングの色味は薄れ、汚れた壁が露わになる。一方、没入して踊っていたダンサーたちは、現実に引き戻されるとともに、周囲にいるたくさんの仲間の存在に改めて気づき、熱気は否応なく高まっていく。そこにいる誰もが笑顔だった。酔い潰れて地べたに転がっている人でさえも。DJはフロアをさらに

    【磯部涼/川崎】不況の街のレイヴ・パーティ
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    pha 2016/06/02
  • ラップするホンモノの組長も実在! 【MC漢とD.O】がぶっちゃける“ラップとヤクザ”のウラ事情

    ――日版ギャングスタ・ラップの立役者である漢とD.O。前者は新宿を、後者は練馬をレペゼンしながら、共にドラッグ、バイオレンス、セックスなど、アンダーグラウンドの現実を歌ってきたラッパーである。そんな2人のダイアローグを通して、日におけるヒップホップとヤクザのリアルな関係をあぶり出してみたい! (写真/岩根愛) 『ストレイト・アウタ・コンプトン』という、日では劇場公開すら危ぶまれていた作品が、アメリカでは3週連続で興行成績1位を獲得するヒットを飛ばしている。1986年にカリフォルニア州コンプトンで結成されたラップ・グループ=N.W.Aのキャリアを描いたこの映画のタイトルを、文脈を踏まえて訳すならば「コンプトン刑務所から出たら仕返しするためにお前の家に直行するからな!」となるだろうか。そこには、アメリカの中でも特に犯罪率が高く、ギャングが横行する暴力都市として知られていた80年代後半のコ

    ラップするホンモノの組長も実在! 【MC漢とD.O】がぶっちゃける“ラップとヤクザ”のウラ事情
  • 偶像崇拝のタブーなどニ次元には関係なかった!【イスラム法学者・中田考】が語るアニメとイスラム

    ――2015年末、アニメ『ノラガミ ARAGOTO』の製作委員会が編内において、イスラム教にかかわる音声の不適切な使用があったと謝罪した。宗教的、文化的違いから、日のアニメのイスラム圏への進出の難しさがたびたび指摘されてきたが、その真意とは何か?ここでは、イスラム社会、特にアラブ社会をより理解すべく、イスラム法学者・中田考氏と共に、その影響を考えていきたい。 (写真/佐藤裕信) ──今回はイスラム圏における日のアニメやマンガなどの影響について、中田先生にお話をおうかがいしていきたいと思います。そもそも、先生ご自身もツイッターでアニメなどの話をされていて、かなりお好きな印象があるのですが……。 中田 考(以下、中田) ネットにいろいろと書かれている影響か、私がサブカル好きという噂があるんですよね(笑)。ですが、少し誤解なんです。私は『鉄人28号』や『鉄腕アトム』など、往年の人気アニメを

    偶像崇拝のタブーなどニ次元には関係なかった!【イスラム法学者・中田考】が語るアニメとイスラム
  • 川崎の不良が生きる“地元”という監獄

    有数の工業都市・川崎に渦巻くセックス、ドラッグ、ラップ・ミュージック――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 川崎をレペゼンするラップ・グループ、BAD HOPのAKDOWの体に彫られたタトゥー。 川崎は2つの顔を持っている。その名前を聞いたとき、多くの人はベッドタウンと重工業地帯という対照的なイメージを連想するだろう。あるいは、平穏だが退屈な郊外と、荒廃しているが刺激的な繁華街というイメージを。 そして、そういった2つの側面は、それぞれ、川崎市の”北部”と”南部”が担っているといえる。今、北部/南部と書いたが、実際には、同市は東京2区5市と横浜市に挟まれた、北西/南東方向に細長い形をしている。しかし、住民の中には北部と南部という区分を用いる者が多いのだ。例えば、68年に生まれ、多摩

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    pha 2016/01/23
  • 「専業主婦はハウスキーピングが完璧であるべき」ネットに渦巻く男のホンネ――フルボッコいじめ状態のレビューで荒れる『花のズボラ飯』の真実

    ――サブカルを中心に社会問題までを幅広く分析するライター・稲田豊史が、映画小説、マンガ、アニメなどフィクションをテキストに、超絶難解な乙女心を分析。 『花のズボラ飯 1』 今回は、夫が単身赴任のため一人暮らしをしながら、てきと~レシピに舌鼓を打つ女性の生活を描いたマンガ『花のズボラ飯』をピックアップ!※文中にはネタバレがあります。 キング・オブ・深夜の飯テロでおなじみ、ドラマ『孤独のグルメ』(テレビ東京)待望の第5シーズンが、10月2日よりスタートする。松重豊演じる井之頭五郎が、さまざまな名店で「ひとり飯」を楽しむ人気シリーズだ。9月27日には原作コミックの第2巻が刊行。第1巻から実に18年ぶりの新刊ということで、こちらも大きな話題になっている。 そんな『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之による“女子主人公版・孤独のグルメ”と言うべきコミック作品が、『花のズボラ飯』(原作:久住昌之、作画

    「専業主婦はハウスキーピングが完璧であるべき」ネットに渦巻く男のホンネ――フルボッコいじめ状態のレビューで荒れる『花のズボラ飯』の真実
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    pha 2015/09/23
  • 田代まさし出所1周年の告白「ハイヤーパワーを感じて、ありのままの自分を認められるようになった」

    サイゾーpremium > ニュース > 芸能 > 田代まさし出所1周年の告白「ハイヤーパワーを感じて、ありのままの自分を認められるようになった」 ――覚せい剤取締法違反を含む逮捕歴5回。2度の懲役計7年。田代まさしは、その転落人生とダルク(薬物依存症者のリハビリ施設)でのリハビリ経験を綴ったコミックエッセイ『マーシーの薬物リハビリ日記』(マンガ・北村ヂン/泰文堂)を3月に上梓した。もうすぐ2014年7月の出所から1年を迎える。 誌7月号の特集「グラドル&女優の生態学」における「ドキッ! 丸ごと水着! 女だらけの水泳大会」のオマージュ的扉絵にて登場していただいた田代氏。果たして現在、“回復”はしているのだろうか。そして、芸能界復帰はあるのだろうか。日刊サイゾーの独占告白「“薬物依存症の田代まさし”を、やっと受け入れることができた」に続き、現在の心境を聞いたサイゾーpremium特別インタ

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    pha 2015/07/10
  • ダンプ松本が寂しい中年に――生活保護に親のたかり…あの女性レスラーたちが悲惨な今に立ち向かう!

    ドキュメンタリー監督である松江哲明氏が、タブーを越えた映画・マンガ・などのドキュメンタリー作品をご紹介! 『自分流。―へこんでもいい!迷ってもいい! 』(大和書房) 2014年も『ザ・ノンフィクション』を毎週録画し、ほぼ全作品を見てきたが『敵はリングの外にいた(10/26放送)』は今年のベスト1候補の作品だと思う。僕はドキュメンタリー監督として作の信友直子ディレクターに拍手を敬意を表したい。 番組を見ていて何度も「よくここまでの関係性を作れたな」と思った。長与千種とダンプ松、二人はとにかく涙を隠さない。50を過ぎた女性が赤裸々に想いを語り、泣きじゃくる。カメラを持つディレクターも心が動くのを隠せない。現場にいて声が溢れてしまうのをそのまま使っている。 作はカメラマンではなく、主にディレクター人が撮影した映像で構成されている。最近の『ザ・ノンフィクション』では珍しい。ナレーションの

    ダンプ松本が寂しい中年に――生活保護に親のたかり…あの女性レスラーたちが悲惨な今に立ち向かう!
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    pha 2014/11/09
  • ネオヒルズ族 与沢翼インタビュー「情報ビジネスなんてカッコ悪いと思ってた」

    「ネオヒルズ族」──そう呼ばれる若き経営者の一群が、最近話題になっている。情報商材などを扱ったネットビジネスで何億という金を稼ぎ、六木・麻布界隈を闊歩するニュー・リッチたちのことだ。テレビや雑誌などへの露出も多く、この呼称を目にする機会も増えてきたが、果たして彼らは当はどんな実態を持ち、どんな稼ぎ方をしているのか? 華やかなライフスタイルばかりが報じられる彼らの真の顔と、そのビジネスが孕む危険性を今のうちに推し量ってみたい──。 (写真/石黒淳二 go relax E more) 東京都内で電車に乗る人であれば、今年初頭から、車内でこの写真の人物の広告を見たことがあるだろう。彼の名は、与沢翼。最近各種メディアを騒がせている「ネオヒルズ族」の中心人物だ。 2000年代中盤のヒルズ族ブームは、06年のライブドア事件を引き金に幕を閉じた。それから約7年後の今、勃興してきたのが「ネオヒルズ族」

    ネオヒルズ族 与沢翼インタビュー「情報ビジネスなんてカッコ悪いと思ってた」
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    pha 2013/03/13
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