4月24日、吉野家ホールディングスはBSE危険部位が店頭に出る可能性は全くないとのコメントを発表。写真は2006年9月、都内の吉野家で撮影(2008年 ロイター/Michael Caronna) [東京 24日 ロイター] 吉野家ホールディングス9861.Tは24日、米国産輸入牛肉にBSE(牛海綿状脳症)に関係するとされる「特定危険部位」が混入していた問題について、品質管理や安全検査を徹底しており、危険部位が店頭に出る可能性は全くないとのコメントを発表した。 農林水産省と厚生労働省は23日、伊藤忠商事8001.Tが米ナショナルビーフ社カリフォルニア工場から2007年8月に輸入し食肉加工業者に転売した米国産牛肉700箱のなかに、米国農務省発行の衛生証明書に記載のない牛肉(ショートロイン、骨付き)が1箱含まれていたと発表した。吉野家の工場で21日に見つかったという。 吉野家では冷凍牛肉を開封し