半導体ファウンドリ最大手のTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)が、太陽電池製品とLED製品の立ち上げ準備を着実に進めている。同社は、これらの分野で子会社を設立する計画も検討している。 TSMCは、TSMC Solar North Americaに対する500万米ドルの追加資本注入を承認している。また同社の取締役会では、生産能力の拡大とファブ建設のためとして、29億米ドルの資本割当も承認されている。 同社のシニアバイスプレジデントで最高財務責任者(CFO)を務めるLora Ho氏は、発表資料の中で、「TSMCの戦略的計画の一環として、当社の取締役会は、太陽電池事業とLED事業で100%出資の子会社を2社、設立することも検討している」と述べている。 すでに報じられているように、TSMCは、2009年に太陽電池とLEDの分野に別々に踏み