文房具メーカーのコクヨがぺんてるの敵対的買収に乗り出している問題で、ぺんてるがほかの第三者と資本提携をしようとしている相手企業は、文房具大手のプラスであることが分かりました。 コクヨは今月15日に記者会見を開き、筆記具メーカーぺんてるの株式を過半数まで買い増して子会社化することを目指すと発表し、敵対的な買収に乗り出しました。 その際、理由としてぺんてるが第三者との間で資本提携を計画しているためだと説明しました。これについて、この第三者が文房具大手プラスであることが分かりました。 プラスは、ぺんてるの株式を取得するための会社を今月5日付けで設立し、コクヨによりますと、その準備に入っているということです。 そしてプラスが提示した株式の買い取り価格がコクヨと同額だったとして、コクヨは20日、買い取り価格を1株当たり250円引き上げて3750円にしたことを発表しました。 筆記具の分野で高い技術力が