米中貿易問題やサウジアラビアによるジャーナリスト殺害の話などが不透明要因となって意識されているようだが、リスク回避にしては為替はさほど動いていないことから、目先のポジション調整の可能性は残っており、筆者は比較的楽観視している。 このような外部環境のなか、ビットコインの価格は70万円台での小動きが継続。9月上旬に70万円台まで下落した後、2ヵ月弱、レンジ10%ほど(68万円から75万円)の水準でもみあっている。 その間、大手仮想通貨交換所であるテックビューロによる資金流出問題(9月)が発生したほか、米国ドルとのペッグをうたっているテザーの信用問題もヒートアップするなどネガティブな事象が目立つものの、10月下旬に明るいニュースが2つ伝わっている。 まず一つ目だが、金融庁は10月24日、一般社団法人仮想通貨交換業協会を資金決済法に基づく自主規制団体に認定したと発表した。 仮想通貨交換業協会は、交