仏西部ブフェレにある工場で、養殖カキの盗難監視装置「フレックス・スパイ」を見せる関係者(2016年12月12日撮影)。(c)AFP/JEAN-SEBASTIEN EVRARD 【12月25日 AFP】監視を目的とする電子機器は形も大きさもさまざまだが、現在フランス西岸沖で少しずつ利用が広がっている「フレックス・スパイ(Flex Spy)」ほど見た目が奇抜なものはない──カキを模したこの機器は、養殖カキの盗難対策装置なのだ。 プラスチック製のフレックス・スパイには回路基板が搭載されており、怪しい動きを探知すると、養殖カキ業者の携帯電話やコンピューターに通知が届き、盗まれたカキの位置を最大1週間まで追跡できる機能が備えられている。 フランスのベンチャー企業フレックスセンス(Flex-Sense)の投資で開発されたこの装置は、ベトナムで試作品のテストが行われた後、今年9月に発売された。現在、フラ