「仏女(ぶつじょ)」、「干物女(ひものおんな)」、「鉄子(てつこ)」、「カメラ女子」、「山ガール」。筆者が近年目にした新語たちです。これらはすべて女性を言い表す新語でありながら、それぞれ「○○女(じょ)」、「○○女(おんな)」、「○○子(こ)」、「○○女子」、「○○ガール」という具合に別々の語尾が付いています。 このような言葉の中には、「仏女」と「仏像ガール」のように「同じ概念でありながら、複数の造語法が並立できる」事例もあります。しかし、干物女のことを干物女子とは呼びにくい。つまり、呼び分けを意識する場合もあるようです(ただし用例は少ないながら存在します)。このような呼び分けはどのように行われているのか。各パターンについて仲間の言葉を集めて分析してみることにしました。 ○○女(じょ)はポジティブ 手始めに「○○女(じょ)」の仲間を探してみましょう。なお「○○女(じょ)」も「○○(おんな)
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