「吉岡徳仁 ガラスの茶室 – 光庵」 京都将軍塚青龍殿を舞台に、透明なガラスで構築された小宇宙的な空間を創りあげる 京都・フィレンツェ姉妹都市提携50周年を記念して、吉岡徳仁による特別展覧会「ガラスの茶室 – 光庵」が開催される。舞台となる京都の将軍塚青龍殿には、日本三大不動の1つに数えられる国宝「青不動明王」が奉納されており、この青不動は五色に配される不動明王の中でも最上位にあると言われている。本作品は標高220メートルの大舞台に建設され、京都市街を一望することもできる。 「ガラスの茶室 – 光庵」は、透明なガラスで構築された茶室という小宇宙的な空間から、自然と一体化することで、日本の思想・文化の原点を見ることを目的とし、2002年の 「透明な日本家屋」からはじまった。そして、2011年にはイタリアのヴェネツィア ビエンナーレ国際美術展にて、日本文化を象徴する茶室の建築プロジェクトと