Vagrantを利用したRails開発の進め方 留意事項 Vagrantの利用を始めるとRails開発の考え方や進め方が大きく変わります。具体的な作業手順の説明に入る前に、留意事項を2つ述べておきます。 第1の留意事項は、Railsアプリケーション開発プロジェクトごとに別々の仮想マシンを作るということです。仮にプロジェクトAとプロジェクトBが同一のOSを標的にしていたとしても、原則として別々の仮想マシンを動かしてそこで開発を進めます。 第2の留意事項は、Vagrantの設定ファイルVagrantfileおよびそれに付随するファイル(プロビジョニングスクリプトなど)は開発チーム全体で共有するということです。もし、あなたのチームがGitやMercurialやSubversionなどのバージョン管理システム(SCMツール)を利用していれば、それらをリポジトリに加えましょう。あなたが独力で開発して