本ブログでは今まで主に豊洲新市場の科学除染について取り上げていました。さしあたって、大まかな科学除染については説明できたのではないかと思われます。 残るは地下水管理システムについての説明ですが、こちらはまだ本稼働を始めたばかりですので、これは後回しにしたいと思います。 移転するかどうかのポイント 最近では、豊洲新市場の建築上の機能評価に対しては、ある程度、関係者の同意がえられてきています。また土壌汚染についても移転延期が無条件で決定されるような大規模な汚染はまず見つからないだろうと予想されます。 そこで今後は豊洲に移転するか、築地を再整備するかという二者択一が迫られてくると思うのですが、その参考として築地の再整備の歴史ついて確認をしてみます。 築地移転問題の歴史的経緯について 大井市場への移転反対運動 発端は1985年(昭和60年)にさかのぼります。 このころ、すでに「地元消費市場の機能と
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