NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」(岡田惠和脚本)は、1964年の東京オリンピック開催直前の茨城の片田舎を舞台に始まった。先週放送分では、ヒロイン谷田部みね子(有村架純)が高校の同級生たちと、オリンピックの聖火が茨城県内を通るのとあわせて、自分たちの村でも独自に聖火リレーを実現させた。 木俣冬さんの記事にあったように、これは実話をもとにしたエピソードだとか。 それにしても、「ひよっこ」の劇中、肝心のオリンピックはテレビのモノクロの画面の向こう側で、あっけなく終わってしまった。それがかえって「田舎」と「東京」の遠さを表していたようにも思う。 これまでの朝ドラでも、東京オリンピックはたびたびとりあげられてきた。戦後日本におけるビッグイベントだけに、女の一代記の多い朝ドラに登場するのは当然といえる。ただ、それは50年以上にわたる朝ドラの歴史のなかでも、じつはごく最近の傾向かもしれない。 朝ドラで
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