NPO団体である596エーカーズは、ニューヨークのブルックリン地区を活動の中心に、市民コミュニティーを活性化するため、周辺地域の土地活用について学習可能な公共教育プロジェクトを展開している。 そのメインツールが、ニューヨーク市における公共機関が所有する空きスペースに関する情報提供サイトである。 同団体では啓蒙活動や情報提供のため地図を作成し、スマートフォンでも閲覧可能にすることで、ソーシャルメディアとも連携しながら、オンライン上で参加者である市民同士が相互にコミュニケーションを行えるような工夫もされている。 この地図ツールを活用することで、自分が住んでいる周辺エリアで、どのような公共スペースが未活用であるのかを発見することができる。 同団体では今後、空きスペースの活用プランの提案や申込まで実施できるようにサービスを充実させる予定である。 本プロジェクトは2011年夏から開始し、同団体で働い
カナダ・トロントの新プロジェクト。建築デザインに農業を融合させた「アグリテクチャー(Agri-Tecture)」 カナダでは各都市による「グリーン・シティ」開発が進められており、例えば、バンクーバー市は2020年までに “グリーンシティ” を実現するため都市型農業の拡大や食品廃棄物のリサイクルなどを自治体が先頭に立って行っている。 その他、エドモント市でも、都市型農業や地産地消・ローカルフーズによる生産を推進するために、農業利用に関する新たな土地活用条例が整備されている。 ・カナダ・エドモント市による法改正、植物工場や屋上菜園など生産方式の明確化 ・カナダ・バンクーバーにおける都市型農業と植物工場 こうした中で、カナダ・トロントのクィーン・ストリート・ウェストにて植物や野菜の栽培を、うまく建築に取り入れた画期的な建設プロジェクトがスタートした。 施設名は「The Plant」。 キーワード
ニューヨークのブルックリン区にある建物の屋上にて、ブドウ栽培を行うRooftop Redsの施設が本格稼働した。 気候条件としてニューヨークが、決してブドウ栽培に適している地域とはいえないが、ニューヨークというブランド力を生かしながら、都会の真ん中で原料である「ぶどう」から栽培することは、新たな付加価値をもたらす可能性を秘めている。 ぶどう栽培・ワイン製造は「農業・食」の中でも、科学やテクノロジーが進歩し、知識が体系化されている分野の一つである。 よって、ブドウ栽培についても環境制御や農業技術にて、ニューヨークの屋上ファームでも、品質向上や収量増が可能である。 代表のShomaker氏は、2012年に「ぶどう栽培コース(ヴィティカルチャー, Viticulture)」を大学で専攻した経歴を持つ。 同氏が通ったフィンガー・レイクス・コミュニティ・カレッジは、カナダの国境にも近く、広いニューヨ
インドネシアの首都ジャカルタの都市部でも、都市型農業を推進し、グリーン・シティーにする取組みが進められている。政府は今年、75のエリアにて野菜や薬用植物、果物などを栽培する計画を発表し、緑のあふれる美しい都市の整備とともに、都市部における食料問題を解決しようと試みている。 住民に対しても、農業が手軽で、より身近なものに感じてもらうように、従来型の農業だけでなく、狭いスペースでも栽培できる多段式や水耕栽培のような新しい技術も活用している。 将来的には住民が必要最低限の野菜・果物などを自家栽培できるような仕組みを計画しており、そのために政府は、本プログラムに約4200万円の予算を確保した。 昨年度、政府は約5000万円を投入し、ジャカルタにある5つの自治体と観光場所でもあるサウザンド諸島に150もの都市型農場を開設させた。 今年も規模は小さいが多くの都市エリアに農場を増やしていく計画だが、都市
植物などの緑が多いシンガポールでは、ホテルやレストランが都市型農場をオープンし、自分たちで農作物を生産する「Farm to Table」に挑戦する事例が増えているが、5つ星ホテルのOne Farrer Hotel & Spa(ワン ファラー ホテル&スパ)も、屋上スペースを利用した自社農場を運営している。 ホテルでは建物7階にある屋上スペース、約1,000m2のエリアにて、60種類以上の野菜、ハーブ、エディブルフラワーなどを栽培している。 栽培品目には、ハーブ野菜のディル、バジル、中国野菜のカイラン、オクラ等を栽培している横には、ドラゴンフルーツ、サラダ用のグリーン・パパイヤなどのパッション・フルーツの木も栽培している点が驚きだ。 [関連記事] ・ナチュラルグリーンパークホテルによる植物工場の併設、宿泊客が自ら収穫した野菜をサラダに ・ウェスティンホテル淡路、食の大切さを体感できる宿泊プラ
高層タワーが建ち並び、人口密度も高い香港にて、世界でも有数の高い場所にある屋上ファームが野菜の収穫ピークをむかえている。その屋上ファームは、香港中心部バンク・オブ・アメリカの39階にある。 植物工場や施設栽培といったハイテクな栽培方式ではなく、簡易ボックスに土を詰めて有機栽培を行っているだけだが、屋上には影が無く、十分な光量を確保できるため、中華料理で利用する葉野菜、ミニトマト、ブロッコリーや人参などの根菜類まで何でも栽培している。 最近では蝶や昆虫も、大都会の屋上ファームにて見かけるようになり、休日には多くの訪問者やボランティアが集まるようになり、香港人の食・農業に関する考え方も変わりつつある、という。 香港の都市型農業をプロデュースするルーフトップ・リパブリック社 こうした香港の屋上ファームなどをプロデュースするのが、ソーシャルビジネスを展開するルーフトップ・リパブリック社だ。同社は、
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米国農務省(USDA)では、小規模農家や近年、市場規模が拡大しつつある都市型農業に合わせた資金の貸し付けプログラム「EZローン」を実施する、と公表した。 本プログラムは小規模・家族経営農家やベンチャー企業に対して、簡易的な手続きのみでUSDAの認可機関が最大で1万ドルまで貸し付けるもので、主に農地取得や生産施設に充てられるものを想定している。 2012年の米国の農業センサス調査では、全農家の75%は年間売上が5万ドル以下となっており、小規模農家に分類されている。本ローンも既存農家に対しては規模拡大や生産効率を高めるためのテクノロジー導入に活用され、さらには小規模な植物工場や屋上菜園などに挑戦する都市型農業ベンチャーも対象となる。 本プログラムは国民からのチェックやコメントを受けるために米国農務省(USDA)より90日間公開される。問題がなければ正式にサービスが提供される見通し。 政府はフー
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都市部住民をターゲットに「ルッコラ」をテーマにした 屋上キッチン教室を開催 ソウルの広興倉駅の近くにある4階建てオフィスビルの屋上では農場の運営とともに、都市部住民をターゲットにした地産地消クッキング講座が開催された。 料理テーマは韓国料理ではなく、ルッコラなど西洋ハーブ野菜をテーマに、サラダやピザ、サンドイッチなどの作り方を学ぶもの。 本料理教室の特徴は、使用される食材は全て周辺の都市型農場にて生産された新鮮な野菜であること。 参加者の中には、ソウル市周辺のレンタルファーム(貸農園)にて野菜を実際に栽培している者もいた。韓国のソウル市住民は近年、安全・安心な野菜を自分たちで生産するとともに、子供の食育も兼ねて週末農業を楽しんでいる人も増えている、という。
ここ5年間でベトナム・ホーチミン市における農業は大きく変化している。ホーチミン市は現在、24の行政区画に分かれており、北から南まで40km以上もあり、郊外では以前として農業を生業とする人々も多い。 さらに都市中心部における経済発展により、多くの食品・小売企業が参入を果たし、ホーチミン市は大きなマーケットを持つ。 こうした背景を受け、地理的にも近い近郊農業(都市型農業)が再注目され、ハイテク農業による生産事業をスタートさせる事例も増えている。 ホーチミン市によると、2011~2015年の間に3,700名以上の農家やアグリビジネスの起業家が、それぞれの計画を事業化するために市のプログラムから補助支援を受けている。 こうした補助支援を通じて、農業の近代化・規模拡大にも成功し、4万5000人以上の雇用創出と農家の平均所得向上につながった、という。 カンザー地区では農業再編により飛躍的に成果を挙げて
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