2017年8月17日のブックマーク (11件)

  • 言語・文化的な理解・知識のあるシンガポール企業、中国との農業事業を加速

    小国シンガポールの貿易・投資促進を目的に設立したInternational Enterprises Singapore(IEシンガポール)という政府機関によると、中国との言語・文化的にも理解があり、ジョイント・ベンチャーをはじめ、中国とのビジネスに関する専門知識やネットワークがあるシンガポール企業に対して、UAEをはじめとするGCC諸国は投資対象として、非常に高い関心を持っている、という。 投資としての魅力は、シンガポール企業が持つ中国ビジネスに関する知識とネットワークであり、シンガポール企業への投資を進めながら、将来的には中国における巨大フード・サプライチェーンを獲得する、といった狙いがあるようだ。 そこで最近では、UAEとシンガポール企業による共同フォーラムが定期的に開催されている。 例えば、保険・不動産開発から家電や小売分野にまで進出している巨大コングロマリッド企業であるAl Fut

    言語・文化的な理解・知識のあるシンガポール企業、中国との農業事業を加速
  • 新潟県内初のユニット型植物工場による苗生産事業、環境制御型施設による高糖度トマトの生産開始

    NSGグループが支援する株式会社ベジ・アビオは、新潟県内初となるユニット型植物工場による苗生産事業、高糖度トマト生産のための環境制御型・太陽光植物工場事業を立ち上げ、関連施設が稼働した。8月21日に竣工式が行われる。 株式会社ベジ・アビオについて 株式会社ベジ・アビオは平成28年6月に設立した新設農地所有適格法人です。新潟農業・バイオ専門学校の運営や、平成30年開校予定の新潟料農業大学(設置認可申請中)の新設など、新潟県の農業活性化に取り組んでいるNSGグループが全面的にバックアップしています。 同社は、新潟県において立ち遅れている「ユニット型植物工場による苗生産」と「環境制御型太陽光植物工場」の事業を行い、環境制御型スマート農業のビジネスモデルを構築し、新潟県の農業活性化と若者の人材育成に寄与することを事業理念としています。 ユニット型植物工場による苗生産について(苗生産部門) 新潟県

    新潟県内初のユニット型植物工場による苗生産事業、環境制御型施設による高糖度トマトの生産開始
  • 日本アドバンストアグリ、植物工場にて『アイスプラント』量産に乗り出す

    液晶テレビのバックライトに使うHEFL(ハイブリッド電極蛍光管)照明装置の製造などを行うツジコー(株)では、2006年4月に植物工場による野菜栽培を手掛ける子会社「日アドバンストアグリ(株)」を設立した。 数年前の訪問取材では、HEFLやLEDなど、人工照明を使用してレタスなどの葉野菜の試験生産を行っていた。こうした実験的な取り組みを通して、植物工場に最適な品種・量産技術ノウハウを蓄積してきた同社が主力品目として選択した品種が「アイスプラント」であり、5月ごろから出荷を予定している。 アイスプラントは、プチプチした感で薄い塩味がし、カリウムやβカロテンなどの栄養素を多く含む野菜。小売価格は植物工場レタスが1g=1.5円程度に対して、アイスプラントは4.5~5円と取引価格も高い。 また、植物工場でのアイスプラント生産は、播種から収穫まで50~70日となっており、ハウス栽培より2~3割短縮

    日本アドバンストアグリ、植物工場にて『アイスプラント』量産に乗り出す
  • 韓国にて植物工場の研究開発が加速。日本と異なり84%がリーフレタスとして消費

    韓国の農業技術の研究開発を行うGARES(Gyeonggido Agricultural Research & Extension Services)では、完全人工光型植物工場システムによる研究施設を建設した。蛍光灯やLEDなど、様々な光源ランプを採用した比較試験も可能で、主に葉野菜の生産を行っている、という。 韓国のレタス市場について レタスは6~7世紀に韓国国内へ伝わり、韓国文化には必須のものとなっている。特に、野菜や肉を一緒に米を調理するssam(サム)では欠かせない材の一つであり、1年中消費されている。 2004年の統計では、8,088haの農地にて約241,323トンのレタスが生産され、今でも生産量・消費量ともに伸び続けており、同時に海外への輸入についても、政府としても力を入れている。 韓国で生産されるレタスの84%がリーフレタスであり、次に15%がクリスプヘッド型(玉レタ

    韓国にて植物工場の研究開発が加速。日本と異なり84%がリーフレタスとして消費
  • 韓国の大手スーパー「ロッテマート」が店内に植物工場を設置

    韓国ロッテグループは、品・流通、レジャーやホテル事業、さらには金融や情報通信、重化学分野にも参入している巨大グループ企業であり、大手ディスカウント・スーパーである「ロッテマート」が、韓国流通業界では初となる完全人工光型植物工場システム「幸せガーデン」をソウル駅店に設置した。 設置面積は約30m2、最大で月に2,000株程が生産可能だという。 今回の植物工場設置は、国内の工場野菜の認知・普及が目的であり、将来的にはロッテマートが保有する工場内に大規模な生産設備を導入して野菜の生産・販売に乗り出す計画である。 同社では、加工もできる品工場と併設させることで、カット野菜などの提供も視野に入れている。韓国ではLG電子も農業分野へ参入しており、その他にも複数の韓国大手企業が植物工場システムの研究開発、自社工場の運営を視野にいれている。

    韓国の大手スーパー「ロッテマート」が店内に植物工場を設置
  • シンガポール政府と航空機メーカーが連携、回転する多段式・植物工場のデモプラントを建設

    シンガポールでは政府機関と民間企業による植物工場の研究開発・実験的な栽培が行われている。昨年、政府はLED(半導体)やバイオテクノロジーといったハイテク分野が切り開く新事業として植物工場に力を入れることを発表した。 ・【関連記事】シンガポールの植物工場ビジネスに関する最新動向 政府では、高さ6mの多段式・植物工場のプロトタイプ(試作品)を航空機メーカーのDJ ENGINEERING社とAgri-Food & Veterinary Authority(AVA)が協力して開発・設置した。 生産品目は「葉野菜」。天井に設置した雨水タンクからパイプ上に水が流れ、多段式の栽培棚が回転する仕組みになっている。電力・エネルギー面でもメリットがあり、上部の雨水タンクから水を循環させるために、1時間当たり1kWのみを使用するだけで受分である、という。 同社によると、システムを利用すれば従来型の土壌栽培より

    シンガポール政府と航空機メーカーが連携、回転する多段式・植物工場のデモプラントを建設
  • 銀座農園、太陽光・植物工場にて高糖度トマトをシンガポールで生産

    銀座農園株式会社では、国内の自社にて試験栽培している太陽光利用型・植物工場技術を活用した高付加価値商品を目指した農産物の生産をシンガポールで開始する。 ・【関連記事】シンガポールの植物工場ビジネスに関する最新動向 シンガポール北西部のクランジエリアに1200平方メートルの農地を借り受け、バイオベンチャーのメビオール株式会社が開発したフィルム栽培方式・アイメック植物栽培システムを導入し、生産した農産物は現地にて販売する計画である。 銀座農園株式会社は、当社が国内で試験栽培している植物工場技術を活用した付加価値の高い農産物の生産をシンガポールで開始します。年5月、シンガポール北西部のクランジエリアに1,200平方メートルの農地を借り受け、バイオベンチャーのメビオール株式会社が開発したアイメック植物栽培システムを導入し、高糖度トマトマスクメロンといった付加価値の高い農産物の試験栽培を年7月

    銀座農園、太陽光・植物工場にて高糖度トマトをシンガポールで生産
  • 大気社の植物工場プラント、アジア最大級のシンガポール展示会に出展

    大気社では、シンガポールの巨大展示場Singapore EXPOにおいて4月8日〜11日まで開催されるアジア最大級の展示会「Food and Hotel Asia 2014」に出展し、同社が展開している完全人工光型植物工場のシステムや生産商品である結球レタスを紹介する。 ・【関連記事】シンガポールの植物工場ビジネスに関する最新動向 「Food and Hotel Asia 2014」出展のお知らせ 完全人工光型植物工場事業について、海外の展示会へ初出展 株式会社大気社は、4月8日(火)から4月11日(金)まで、シンガポールの巨大展示場Singapore EXPOにおいて開催される、品関連業界を対象としたアジア最大級の展示会「Food and Hotel Asia 2014」に出展します。 完全人工光型植物工場として世界初の結球(玉)レタスの安定量産を実現した、独自製品「大気グリーン ファ

    大気社の植物工場プラント、アジア最大級のシンガポール展示会に出展
  • ファームかずと「高糖度とうもろこし」を急速冷凍。シンガポール富裕層向けに輸出

    農業生産法人株式会社ファームかずとは、自社栽培の高糖度フルーツコーン「ゴールドラッシュ」を冷凍加工し、「超冷凍フルーツコーン」(商標登録申請中)として2016年10月よりシンガポールに輸出を始める。 また、現地のS00N SENG HUAT社と提携し、2016年10月21日から、シンガポール明治屋での長野県フェアを皮切りに、シンガポール国内での販売を開始する。 ※ 「ゴールドラッシュ」商品。同社の販売ショップより 生でもべられる高糖度トウモロコシは、従来の冷凍、レトルトなどの保存方法では質の劣化が大きいことが課題だったが、これを、液体急速冷凍(ブライン凍結)技術を活用することで、粒の鮮度感と甘さを保持することが可能になった、という。 自社加工場の建設にあたっては、2013年に農水省の6次産業化事業計画の認定を受け、補助事業を利用。農家が加工所を持つことで、収穫直後の新鮮な状態を、そのまま

    ファームかずと「高糖度とうもろこし」を急速冷凍。シンガポール富裕層向けに輸出
  • パナソニック、シンガポールにて人工光型植物工場を稼働。日本食レストラン大戸屋と提携

    パナソニック・ファクトリーソリューションズ・アジアパシフィック(PFSAP)は、完全人工光型植物工場による野菜の生産を行い、2014年7月31日、日レストラン大戸屋との商業パートナーシップをスタートさせた。 供給するプレミアム日野菜は、サニーレタス、水菜、ラディッシュの3種類。これらの野菜は、シンガポール国内初となる政府認定の屋内野菜工場で、徹底した管理、最適条件のもと生産されている。 国土面積が乏しいシンガポールでは、野菜全体消費量のわずか8%(※1)が、国内産となっており、シンガポール政府機関である料管理動物保護局が目指している葉物野菜の自給率向上に、パナソニック技術とそれを駆使した工場での実生産・収穫によって貢献します。 パナソニックでは現在、シンガポール国内野菜生産量の0.015%を生産していますが、今後生産量を拡大させ、2017年3月末時点において、5%まで引き上げたい

    パナソニック、シンガポールにて人工光型植物工場を稼働。日本食レストラン大戸屋と提携
  • 大戸屋、バンコク市内にて植物工場を建設計画。店内で使用する葉野菜の安定確保へ

    (2017年8月16日 記事更新) バンコク市内の植物工場建設について、野菜を安定供給する計画は実現されなかった。なお、同社では山梨市に完全人工光型植物工場プラントを建設し、2009年8月より「無農薬テクノロジーグリーンサラダ」として東京を中心とした関東エリアにて試験栽培をスタートさせた。 設備プラントは、当時の株式会社みらい(現在のMIRAI株式会社、同社は破綻し、別会社へ事業譲渡され事業を継続中)のシステムを採用。設備面の問題もあったが、2015年7月に、創業者の三森久実氏が57歳の若さで急逝したことで、お家騒動が勃発。 同氏が進めてきた植物工場ビジネスを清算し、山梨市のプラント稼働もストップ。植物工場による生産事業から撤退した。 ただし、シンガポールの大戸屋店舗では、パナソニックの関連会社が運営する植物工場野菜を採用しており、自社による施設運営は行っていないが、海外における一部の原材

    大戸屋、バンコク市内にて植物工場を建設計画。店内で使用する葉野菜の安定確保へ