マスコミでは性善説で法律がつくられているから、今後は性悪説でつくらなければならない。などという言説が流れている。そんな悠長な話だろうか。 藤田東吾社長は、悪事に遭遇したときに、命を守ることを最大限に考え、内部告発に踏み切ったという。 そして今、命の危険を感じているという。つまり、人の命を自分の命と同等に考える。そういう勇気を彼は持っているのだ。 12/4だったか、彼はサンデー・プロジェクトの田原総一朗氏の番組への出演要請を断った。だが、事件のすべてを田原氏に語った。その理由は、命の危険を感じていることもひとつだが、テレビに出ると、あいつはテレビに出て浮かれていると批判されるからだ。と、語った。 非マスコミ人が、マスコミに登場すると、その理由に関わらず、必ずそういう批判がでる。藤田氏の命を賭した勇気と私を比べるのは御恥ずかしい次第だが、わたしがライブドアPJで記事を書き始めたときに、バッシン
2000年インプレスTVのInternet Watch Plusのディレクターを経て、2005年ライブドアPJスタート時、最多掲載数を誇った中村厚一郎(スポンタ)が、インターネットにおける個の情報発信を中心に提案しています。 人気ブログランキングに投票する 娘に作文を教えている。 まず、起こったことを書き、次に、自分の思ったことを書く。そして、最後に、まとめる。そういう構成で書くようにノートに枠をつくり指導したが、出来上がったのは、事実と主観がまじったもの。 そして、自分のことと友達のことが混在していて散漫だ。 そして、自分が園長役をやりたかったことにテーマを絞ることにして、推敲を開始した。 小学校で何が起きたかはお父さんには知らない。お前の心の中でおきたことも分からない。だけど、文章を綴ることで、伝えられるかもしれない…。 作文には肝心のオーディションで彼女が落選したシーンが描かれていな
2000年インプレスTVのInternet Watch Plusのディレクターを経て、2005年ライブドアPJスタート時、最多掲載数を誇った中村厚一郎(スポンタ)が、インターネットにおける個の情報発信を中心に提案しています。 人気ブログランキングに投票する 市民参加型ジャーナリズムの定義について、あえて厳密にしていない。それは、厳密に定義することによって、意味が狭まり、実現可能性を低めることにもなりかねないからだ。 とはいえ、私が考える、広義の市民参加型ジャーナリズムの定義をするならば、「メディアや組織の特権的な地位を背景に、市民が発信することに背を向けた行為」となる。 たとえば、小泉首相といえども、総理大臣の立場での発言と私人としての発言がある。彼が、息子の俳優が出演した番組の感想を述べるのは、私人としての発言であって総理大臣としての発言ではない。 ☆ そのように発想を転換すると、いまま
2000年インプレスTVのInternet Watch Plusのディレクターを経て、2005年ライブドアPJスタート時、最多掲載数を誇った中村厚一郎(スポンタ)が、インターネットにおける個の情報発信を中心に提案しています。 人気ブログランキングに投票する 鈴木大拙の「妙好人」などを例にあげて、訳が分からないという人もいるだろう。妙好人とは、念仏を唱えることが生活の中の一部となっている市井の人たちとでもいうのだろうか。大拙氏は、経を読み、長年修行した位の高い僧よりも、妙好人の方が仏教の本質を理解していて、魂のグレードも高いことがあると紹介した。 私が市民参加型ジャーナリズムに求めているのは、魚屋のご主人が魚屋の記事を書くこと。 ただ、ここが微妙な話なのだが、魚屋のご主人がジャーナリストになるのではない。魚屋のご主人が魚屋のご主人のまま記事を書くことが重要なのだ。 勿論、魚屋のご主人が魚屋の
2000年インプレスTVのInternet Watch Plusのディレクターを経て、2005年ライブドアPJスタート時、最多掲載数を誇った中村厚一郎(スポンタ)が、インターネットにおける個の情報発信を中心に提案しています。 人気ブログランキングに投票する 諸氏が日本には市民参加型ジャーナリズムは根付かないとの見解を示している。私が総括すると以下のような項目になる。 ・日本人は、聖徳太子の「和をもって尊しとなす」精神が人々の心に根付いており、議論そのものを嫌う傾向がある。 ・日本のジャーナリズムがさまざまな問題点を抱えているといっても、市民参加型ジャーナリズムがないとその問題を解消できないという程に危機的状況ではない。 ・日本には巨大掲示板やタウンミーティングなど、市民の不満のガス抜き装置がたくさんあるので、市民参加型ジャーナリズムに書き込む人は少ない。 ・日本の市民記者は週末のあいた時間
2000年インプレスTVのInternet Watch Plusのディレクターを経て、2005年ライブドアPJスタート時、最多掲載数を誇った中村厚一郎(スポンタ)が、インターネットにおける個の情報発信を中心に提案しています。 人気ブログランキングに投票する ネットは新聞を殺すのかの湯川さんと会った。 私はまず、「湯川さんのブログにたくさんの書き込みをしていますが、嵐と感じていないですか」と謝罪した。 すると、「いやぁ、あなたの書き込みには沢山反論が書き込まれますよねぇ」と苦笑した。そして、「どうしてライブドアって、あんなに叩かれるのかなぁ」と続けた。 私はカミサンから、「あなたは聞き役にまわりなさい」と、忠告を受けていた。だが、一歳年長で聞き手のプロである湯川氏の前では、素直に答えていかざるをえなかった。 私が反論される理由、ライブドアが叩かれる理由、わたしなりの説明を試みた。 2時間以上
2000年インプレスTVのInternet Watch Plusのディレクターを経て、2005年ライブドアPJスタート時、最多掲載数を誇った中村厚一郎(スポンタ)が、インターネットにおける個の情報発信を中心に提案しています。 人気ブログランキングに投票する 小さな政府にすることは国民の負担を減らすこと。郵政民営化になると郵政公社の27万人の公務員がいなくなる。 メディアの論調も郵政民営化に反対するものは少ないので、なぜ5票差などという僅差で可決されたのか、理解に苦しんだ。 だが、評決の内容を新聞で見ると納得した。賛成票を投じたのは自民党と公明党の議員だけだったのだ。 民主党の岡田代表は、「わずか5票差の結果は首相の事実上の不信任だ。首相に求心力はない」とコメントした。だが、それが果たして適切なコメントだったのだろうか。 今回は郵政民営化についての採決であり、首相の不信任を問うたものではない
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く