/.本家で日本の住基ネットが話題になっている。アメリカでは現在、国民にIDカードを割り振るReal ID法の是非をめぐって論争が巻き起こっていて、現に2度この法律の実施は延期されている。そのアメリカから見ると、住基ネットが日本で比較的すんなりと受け入れられたのが不思議に映るらしい。以下/.本家タレコミより。 アメリカではReal ID法が危険視され、その施行が延期された。しかし、日本では同様の物が、それも批判をほとんど受けずに、はるか昔より施行されている。住基ネット(日本人版の住民登録ネットワーク)は1992年より静かに展開してきた。このシステムは11ケタのユニークな番号を割り振って全日本国民を識別し、名前、住所、生年月日、性別をIDと共に記録している。多くの日本人はこの政府によるネットワークの存在を気にしていないように見える。 最近になって、住基ネットは世間の注目を浴びた。情報の悪用や漏