栃木県下野市の自治医科大学付属病院で、女性の右側の卵巣の摘出手術をした際、誤って左側の卵巣などを切除していたことが分かりました。病院によりますと、その場でミスに気付いて元に戻す手術を行い、今のところ後遺症はみられないとしています。 その場にいた別のスタッフが誤りに気付いたため、切除した卵巣などを元に戻す手術を行い、今のところ後遺症はみられないとしています。 病院は、女性に謝罪するとともに、事故調査委員会を設置してミスの原因を調査していますが、病院によりますと執刀医が卵巣の腫れを腫瘍と間違えて切除してしまった可能性があるということです。 佐田尚宏院長は「患者の方、家族の方に多大な不安と苦痛を与えてしまったことを深くおわびします。事故調査委員会の調査結果を踏まえ、二度とこのような事態を起こさないよう努めていきます」とコメントしています。
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