7日投開票された東京都知事選で、2位に躍進した前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)の特徴的な言い回しが「石丸構文」として、SNSで注目を集めている。テレビの開票番組でインタビュアーの問いに質問で返すなど〝かみ合わない〟やり取りを指すとみられ、いろいろなケースでの石丸氏の発言を想像してX(旧ツイッター)に投稿するなど「大喜利」状態になった。同義語を繰り返す傾向にある自民党の小泉進次郎元環境相による「進次郎構文」と比較するケースも相次いでいる。 会話がかみ合わない「堂々巡りになっている気がする。先ほど定義についてお話ししましたよね」 石丸氏は7日夜、日本テレビ系列の開票番組で「石丸さんが批判する政治屋と石丸さん自身はどう違うんですか」と質問した社会学者の古市憲寿氏に対し、こう答えた。 その後も2人のやり取りはかみ合わない。「だからその定義を聞いている。どう違うのかという定義の問題だ」(古市