暮に買って、そのままになっていたRaspberryPi(以下、Raspi)を次の電子工作プロジェクトのテーマにすることにした。 Raspiを動かす目的は、宿願のウェブカメラを実現することである。ステッピングモーターで、カメラのパン(左右角)とチルト(仰角)が出来るようにし、遠隔地から制御する。最初は妄想に近かったが、秋月でステッピングモーターを買い揃えるなど少しづつ準備を進めてきている。 ウェブカメラには、追い風もある。以前は自宅の様子が外から見えるなどと言うと、それだけで家族の強い反対が予想されたが、最近は飼い猫の状態監視という強力な使用目的ができた。いたずら好きの猫なので、外から何をしているのかがわかると言うとカメラ設置に諸手を上げて賛成された。 Raspiの動作例は、このところネット上で沢山見ることができる。BeagleBoard(以下BB)に比べれば1/3のコストだし、GPIOが簡