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ブックマーク / qnighy.hatenablog.com (3)

  • Rustのパニック機構 - 簡潔なQ

    概要: Rustのパニック機構は異常終了の処理を安全に行うためにある。この動作を詳しくみていく。 パニックとは何か Rustには2つの異なる例外処理機構があります。 発生源 対処方法 例 パニック プログラミングエラー 原則として捕捉しない assert!() 境界外参照 Result 例外的な入力 必要に応じて捕捉 I/Oエラー (File::read) パースエラー (str::parse) パニックとResultの関係についてはTRPL第2版第9章、未定義動作とパニックの関係についてはRustonomiconのUnwindingの章などが参考になります。 パニックを想定した安全性 Rustではたとえパニック状態でも未定義動作だけは絶対に避ける必要があります。そのため以下の関数は不健全 (unsound)です。 use std::ptr; // この関数はRustではunsound (

    Rustのパニック機構 - 簡潔なQ
    pochi-mk
    pochi-mk 2018/02/19
  • 安定化間近!Rustのimpl Traitを今こそ理解する - 簡潔なQ

    概要: impl Trait が安定化間近である。これはトレイトオブジェクトと似た用途を持つが、静的ディスパッチされSizedのまま使えるため効率的である。 impl Trait が安定化間近 Rustでは新規の機能はまずnightlyバージョンに「不安定機能 (unstable feature)」として取り入れられます。そこでの実験を経て、プログラミング言語Rustに半恒久的に導入してもよいと合意されたものだけが「安定化 (stabilize)」され、betaやstableバージョンのコンパイラでも使用できるようになります。 さて、現在 「impl Trait」と呼ばれる機能の安定化のめどがたったというアナウンスがありました。この機能は2016年夏ごろに実装され、長い間待ち望まれてきた目玉機能のひとつでしたが、ここにきてようやっと、という感じです。そこで、 impl Trait について

    安定化間近!Rustのimpl Traitを今こそ理解する - 簡潔なQ
    pochi-mk
    pochi-mk 2018/01/29
  • combine: マクロのいらないRustのパーサーコンビネーター - 簡潔なQ

    はじめに Rustには有名なnomというパーサーコンビネーターライブラリがあるが、せっかく高級な型システムと最適化があるのにマクロで何とかしようとするのは勿体無いと思うので、マクロに深く依存しないcombineを使ってみた。 combineの主な特徴 parsec リスペクトのパーサーコンビネーター コンビネーターはマクロではなく、 Parser traitを実装する値で表す バイトストリーム、文字(Unicodeコードポイント)ストリーム、トークンストリームの全てに対応 メモリ上の文字列だけではなく、入力ストリームからの直接のパースにも対応 まだ計測はしていないが、 Box を多用していたりはしないので、速度的に大きく遅れをとるようなことはないのではないかと思う。 以下、parsecについて知っていたほうが読みやすい構成になっているので、必要ならparsecの資料を探して読むといいかもし

    combine: マクロのいらないRustのパーサーコンビネーター - 簡潔なQ
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