充電器の役割Photo: 三浦一紀そもそも充電器は、コンセントから出てくる100Vの電力を、スマホやパソコンが使えるような電圧に下げるのが役割です。そしてその処理には半導体が使われるのですが、これまでの充電器の多くにはシリコンが使われていました。 シリコンとガリウムただシリコンはちょっと効率が悪いんです。電力の20%くらいが熱になり本体が温かくなりがちなんです。たとえば、100Vの電気を止めたり流したりとかして20Vとかに下げますが、この挙動を窒化ガリウムはシリコンの1,000倍以上うまくこなせるんです。 発熱が少なくてコンパクトになるImage: Anker既存の充電器との違いをまとめると、コンセントから出ている100Vの電気を低い電圧に変換する際にシリコンよりも効率がよい。だから窒化ガリウムはコンパクトで発熱が少ない充電器を実現できるのです! 以下、ギズモードがおすすめする窒化ガリウム