おならは胃腸をはじめ、膵臓や肝胆などに不調を抱えていると出やすくなります。しかし、体に異常がないのにおならが増えてきた場合、実は「ストレス」が影響しているかもしれないのです。 胃腸の働きを促すのは、リラックス時に優位になる「副交感神経」という自律神経ですが、ストレスが多くなるとこの神経の働きが一時的に弱くなります。そのため、胃腸の働きが悪くなって消化の活動も鈍り、腸の中にガスがたまりやすくなってしまうのです。 また、ストレスが多いときにはイライラしているせいか、よく噛まずに早食いすることも多くなります。早食いしてよく噛み砕かれないまま食べ物が胃に送られると、胃腸の負担はますます増え、腸内環境が悪化して、さらにガスがたまりやすい状態になってしまいます。 おならを我慢することがさらにストレスに…腸内環境も悪化 実際には、お腹の中にガスがたまっても、人前でプップッと出すわけにもいかないですよね。