交流サイト(SNS)の浸透を背景に、戦争は、人々の考え方の主体となる「脳」を巡る争い「認知戦」に発展しつつある。「人の脳が戦場になる」とは、どういうことなのか。ロシア・旧ソ連諸国を専門とする軍事研究家で、安全保障問題に詳しい小泉悠・東京大学先端科学技術研究センター准教授(42)に聞いた。(聞き手・滝沢学) 認知戦 人の脳など「認知領域」を標的にした戦い。世論の誘導や敵対勢力の撹乱を狙う「情報戦」の一つ。マスメディアを通じたプロパガンダ(宣伝)の流布だけでなく、SNSなどで刺激的な情報発信を繰り返し、人の頭の中に直接働きかけて考え方を先鋭化させ、対立をあおって社会を弱体化させる。陸海空や宇宙、サイバー空間と並ぶ6番目の戦闘領域として「認知領域」が捉えられ、各国で研究が進む。日本では2022年の防衛白書で初めて「認知戦」の用語が登場した。
一般社団法人Colabo(代表・仁藤夢乃氏)がインターネット上で「暇空茜」を名乗る40代男性に「生活保護不正受給」「少女をタコ部屋に住まわせている」といった事実無根の内容を拡散されたとして1100万円の損害賠償や記事の削除などを求めた裁判で、東京地裁(西村康一郎裁判長)は7月18日、暇空茜氏に合計220万円(仁藤氏に55万円、Colaboに165万円)の支払いなどを命じた。 暇空氏は2022年夏頃からSNSやYouTube、noteなどでColaboに対する批判的な言及を始め、これを信じた人たちから訴訟費用の名目で2024年6月末までに約1億6000万円以上の「カンパ」を集めたとnoteで公表している。またColaboが提訴を発表した2022年11月以降も、Colaboに言及したYouTube動画や、裁判の準備書面を含めた文章をnoteで販売するなどして収益を上げていた。 7月7日開票の東
信長に仕えた黒人男性、弥助そして「アサシンクリードシャドウズ」というゲームが炎上気味でありますのでお話をしたいと思います。 今回は何人かの方からメッセージをいただきました。 それを扱わせていただきます。 インターネット上では話題になっている話なんですけれど、炎上と言ってもいいかもしれないです。 信長に仕えた黒人男性 弥助、そして日大准教授トーマス・ロックリー氏、そしてフランスのゲーム会社が作っているゲーム「アサシンクリードシャドウズ」。 これらが話題になっていますので、これに関していただいたメッセージを紹介をしたいと思います。 これに関する情報はネット上に色々とありますので、私の動画としてはオリジナリティをも出すという意味では、メッセージを紹介をさせていただきたいと思います。 まずいくつかインターネット上のものを紹介したいと思います。 弥助なんですけれど、簡単に紹介します。 弥助(やすけ、
動画で紹介されている『つなぐ世界史 2 近世』は「授業などでも補助教材として使いやすいように」というコンセプトの歴史教育書(㊟教科書ではない)で、第1章「16世紀の世界」の一部をトーマス・ロックリーが執筆している。 仕掛け人が客観を装って書いていたと分かって読むと、じわじわくるものがある。 日本人に大人気の戦国の英雄織田信長であるが、実のところ最近まで海外ではあまり知られていなかった。ところが近年、その状況に変化が生じている。それは信長本人のためではなく、彼の人生の最後の年を共に駆け抜けた彼の従者の存在が世界史上、興味深い存在として注目され始めたことによる。彼の従者の名は日本の史料によると「弥助」、「サムライ」としては極めて特異な存在であった。なぜなら彼はアフリカ人だったからである。 p.30現代の弥助 21世紀に入ると、アメリカなどで始まったヒーローの多様性を求めるムーブメントの中で、弥
難民支援協会の活動は、様々な背景から難民に思いを寄せ、関心を持ち続けてくださる方々に支えられています。寄付者として難民支援協会(JAR)の年次報告書にメッセージを寄せてくださった、ロックリー・トーマスさんもその一人です。 日本で10年以上教壇に立ち、国際的視野に立った日本史を教えるイギリス出身のロックリーさんに、ご自身の研究や難民に関心を寄せてくださった背景について、お話を伺いました。 *** ――ロックリーさんにJARの事務所で初めてお会いした時、難民の方への支援物資として、たくさんの食料品などと一緒に持ってきてくださったのが、ご著書の『信長と弥助 本能寺を生き延びた黒人侍』『Yasuke: The true story of the legendary African Samurai)』でした。戦国時代に織田信長に仕えたアフリカ人の侍「弥助」に関する著作で、「難民の人にも読んでほしい。
米デラウェア州の別荘へ向かうため、ネバダ州ラスベガスのハリー・リード国際空港から大統領専用機に乗り込むジョー・バイデン大統領(2024年7月17日撮影)。(c)Kent Nishimura / AFP 【7月18日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は17日、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(81)が新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたと発表した。大統領選の遊説先のネバダ州ラスベガス(Las Vegas)で検査を受け、軽い症状が見られるという。 バイデン氏は出席を予定していたヒスパニック系労組の集会をキャンセルし、自主隔離のためデラウェア州沿岸のリホボス(Rehoboth)にある別荘へ向かった。 労組幹部によると、バイデン氏は欠席する旨を電話で直接伝えた。空港で大統領専用車から専用機へ乗り換える際には、記者団に向かって親指を立て「元気だ」と語った。 ホワイト
2024年大統領選の共和党候補として正式指名されたトランプ前大統領が大統領選に無所属で出馬している弁護士ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏(写真)に対し、トランプ陣営を支援するために何かできるのではないかと打診したことが分かった。2月撮影(2024年 ロイター/Rebecca Noble) [ニューヨーク 16日 ロイター] - 2024年大統領選の共和党候補として正式指名されたトランプ前大統領が大統領選に無所属で出馬している弁護士ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏に対し、トランプ陣営を支援するために何かできるのではないかと打診したことが分かった。両氏の14日の電話での会話を録画した動画がソーシャルメディアに投稿された。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く