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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (47)

  • 夢の超電導送電、日本勢が“走る”:日経ビジネスオンライン

    超電導とは、特定の金属や化合物を超低温に冷却した時に、電気抵抗がゼロになる現象のこと。この技術を応用して作った線材を断熱パイプなどに収めたのが、超電導ケーブルだ。 液体窒素などの冷媒を内部に流して超電導状態を維持することで、一般的な銅線を使った場合などに比べて、送電時の電力損失を劇的に減らせる。1986年に比較的高い温度で超電導状態になる「高温超電導体」が開発されて以来、世界各国で研究開発が進められてきた超電導による送電がいよいよ現実のものとなる。 超電導関連の特許を多数申請 鉄道総研が開発した超電導ケーブルは直流送電用で、高温超電導素材の線を太さ約10センチの管に封入。内部にマイナス196度の液体窒素を循環させて冷却し、電気抵抗をゼロにする仕組みだ。 超電導送電の場合、液体窒素を循環させるため、往復2のケーブルを平行に通したり、管路をループ状に作ったりするのが一般的。だが鉄道総研では、

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    polymoog
    polymoog 2013/08/05
  • なぜ客が店員に言い負かされねばならないのか:日経ビジネスオンライン

    北京に来ている。友人が何をべたいか?というので、北京で最近オープンした美味しい店はどこか、と聞いたら日式とんかつの「さぼてん」だという。反日ブームで日料理店はどこもそれなりに影響を受けているそうだが、「さぼてん」は別だそうだ。「美味しいし、ごはんやキャベツ、漬け物、みそ汁などがお代わりし放題でお得感があり、夜でも並んでいる」と。あと、店員のサービスが上品で心地いいそうだ。確かに中国べログ「大衆点評」を見てもなかなか評価が高い。 実は中国の飲サービスというのは、上海や北京のような国際都市であってもさほどレベルは高くない。香港、台湾の飲店はかなりいいが、いわゆる民族資の飲サービス産業で、「すばらしい」と評価されるのは、四川省成都市から始まった「海底捞(ハイディーラオ)」ぐらい。 中国に行ったことがある方ならご存知と思うが、海底捞とは「変態」と形容されるほど行きすぎ感があるサ

    なぜ客が店員に言い負かされねばならないのか:日経ビジネスオンライン
    polymoog
    polymoog 2013/03/28
    彼女はちょっと太目の体型だが、ミニスカートやボディコンシャスの服が大好きで、それに対して、嫌味を言うわけだ。<……
  • 日韓スワップ打ち切りで韓国に報復できるか:日経ビジネスオンライン

    政府が一部打ち切りを検討する「日韓通貨スワップ」。韓国経済への打撃の有無や日への跳ね返り、韓国の対抗策を「早読み・深読み」する。 2012年10月末が期限 日韓の2国間の通貨スワップ(注1)は2011年10月、30億ドル相当から一気に600億ドル相当に引き上げられた。期間は1年間で2012年10月末まで。 外貨不足に陥った韓国を救済するのが目的で、両国の首脳会談で合意された。「相当」というのは円・ウォンのスワップを一部含むからだ。両国間ではこれ以外にチェンマイ・イニシアティブ(CMI)という多国間の枠組みを通じ、100億ドルのスワップが結ばれている。 李明博大統領の竹島訪問(8月10日)と天皇陛下への謝罪要求(14日)に対し日が検討している報復措置は、昨年10月に増やした570億ドル相当分を延長せず、総額130億ドル相当に戻す案だ。 (1)なぜ、「打ち切り論」が急浮上? 李明博大統

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  • 民主党を「逆分割統治」する“官僚”と吉田茂の挫折:日経ビジネスオンライン

    3月末に向け、消費税政局と東電国有化を巡る動きが大詰めを迎えている。その趨勢はこの国の興亡を左右するといえよう。岐路に立つ国民が政治に向ける視線は厳しい。「この国の政治はなぜ決められないのか」。「首相の権力」の戦前編では、以下の9回にわたって明治国家の確立から崩壊まで、時の首相が確かな意思決定システムを築こうとした格闘の歴史を紐解いてきた。 「民主党政権の迷走、伊藤博文の滑走」「政変に活路開く小沢一郎と伊藤博文」「伊藤博文の悔恨と残された時限爆弾」「『ねじれ国会』を克服した山県有朋」「小沢一郎は原敬を超えられるのか」「『2大政党制』と原敬の功罪」「首相ブレーン機関の起源と運命の近衛文麿」「橋下徹の独裁批判と東条英機の“水商売”」「孤独な『東條独裁』を戦後国家への遺産」 今日から戦後編としてシリーズを再開し、引き続き、決められない政治から脱却する手がかりを探る。読み解くひとつのカギは官僚機構

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  • 年10兆円超、存分に復興資金を投じろ:日経ビジネスオンライン

    我々日人は、世界屈指の震災大国に住んでいる。だからこそ、過去の日人は「国民の安全を高めるための投資」を積み重ね、震災に会うたびに復興のための努力を続け、何度も、何十度も「震災と復興」のプロセスを繰り返して来た。我々は、不定期に襲い掛かってくる自然災害により、理不尽に生命や財産を奪われ、それでもなお、日列島において世界に類を見ない文化・伝統を築き上げて来た日人の子孫なのだ。 阪神淡路の時、経済の成長率は高まった 今回の震災においても、我々は過去の日人同様に、復興のために力を尽くし、世界が驚くほど速やかに震災の打撃から立ち直ることができると信じる。それは、もちろん現在に生きる我々のためでもあるが、同時に、将来の日人に対する責任でもあるのだ。 1995年の阪神・淡路大震災の際には、日政府及び日国民は、復興のための建設投資を拡大した。具体的には、土木住宅投資、非住宅投資の3つが増

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  • はじめまして…独立していることの意味って何だ?:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 自分は何を目的に独立して社長をやっているんだろう、と思うことが最近多い。 ビジネスパーソンである読者の方々の多くが「自分はいつまでサラリーマンをしているのだろうか?」と漠然と疑問に思うのと同じである。 僕にとって社長業というのは必要悪であった。自分が作りたいゲーム作品を開発するために、いたしかたなくやってきた。僕はもうすぐ48歳になるが、脱サラして独立してからおよそ17年、ずっと社長という「分の悪い仕事」をしてきたことになる。 社長という職業、社会的な響きはいいかもしれないが、一言でいうならば体のいい雑用だ。実はかつて僕は日経BP社さんから、ベンチャー・オブ・ザ・イヤー若手経営者部門賞というたいそうな賞をいただいたことがある。ゲーム内のあちこ

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  • 「財政再建」なんて自殺行為だ 何十兆円も償還されて困るのは“借金”漬けの銀行:日経ビジネスオンライン

    は今こそ国債を「増発」すべきだ――。こう言ったら暴論に聞こえるだろうか。 しかし、よく考えてみてほしい。今、日経済の最大の問題は「満足に成長できていない」ことであり、資金を潤沢に使いたくなるような産業が生まれ、そして育っていないことなのである。ここで「借金を返そう」などと号令をかけ、萎縮の道をたどるのは自殺行為に等しい。 日が取るべき解は正反対のところにある。世界でも最低水準の長期金利を最大限活用して国債を増発し、成長分野に注ぎ込む。そして、日が持つ潜在力に火を付ける。 暴論と思われても結構。ぜひ、この連載を読んでみてほしい。「日の財政が危ない」というイメージにとらわれず、正しい「数値データ」に基づく議論をしようではないか。 なぜ、日国債の金利はこれほどまでに低いのか? 2010年7月21日時点で、日の新規発行10年物国債金利の利回りは、わずかに1.1%。もちろん、長期金利

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  • 鳩山内閣早くも公約違反? 隠れた官僚支配の温床壊せず:日経ビジネスオンライン

    民主党の鳩山由紀夫代表は、記者でごった返す狭い民主党部に設けられた「ついたて」前の会見から、ようやく開放された。 鳩山代表は16日、首班指名選挙で選任され、第93代、60人目の首相となった。直ちに首相官邸に入り、組閣作業に着手。午後6時から首相として、そして官邸で、初めての記者会見に臨んだ。 政権交代という積年の夢を果たし、官邸に「入城」し、首相として会見を行った鳩山代表は、会見場のエンジ色のカーテンを背に、こう第一声を発した。 「総理に選出をいただいた瞬間に、日歴史が変わるという、身震いするような感激を感じ、一方では大変重い責任を負った。この国を当の意味での国民主権の世の中に変えていかなければならない。そのためには、いわゆる脱官僚依存の政治というものを今こそ世の中に問うて、そしてそれを実践していかなければなりません」 国民の期待を背負った鳩山首相、民主党政権は今後、「脱官僚」を旗

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  • 「くめ納豆」倒産、自社ブランド製品にジレンマ:日経ビジネスオンライン

    「くめ納豆」ブランドで知られる納豆メーカー、くめ・クオリティ・プロダクツ(社・茨城県常陸太田市)は8月25日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。売上高(2007年度)は約93億円。創業は1952年の老舗で、納豆市場では全国シェア3位グループの一角を占めていた。 「最後に“毒饅頭”をべてしまったからね」。くめと取引のある品メーカーの社長は、くめが追い込まれた経緯と理由を解説する。 大豆など原材料の調達コストが年々上昇する一方で、販売価格には転嫁できない。追い込まれたくめは、数年前から、大手小売りチェーンの要請を受け、PB(プライベートブランド)商品の下請け製造を始める。 下請け製造は、自社ブランドを持つ品メーカーとしては苦渋の選択だが、大量注文を受ける「数」はくめにとって魅力だった。工場稼働率を上げるためにはやむを得ないと判断した。ところがこれが、くめにとっては、先の社長いわく“

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  • “100万円道路”の村が古代史の里に:日経ビジネスオンライン

    したがって、あらかじめ投宿先を決めておくことはなく、いつも、行き当たりばったり、体力と気分で宿を取る。このときも、いきなり、むさくるしい格好で玄関に立ち、一晩の宿をもとめた。 車から下ろした大仰な機材を見た女将が「何かの撮影ですか」と訊ねた。「蛍です」と応えた。たったそれだけの短い会話が、この村の、神門という土地の、想像を絶する奥深い風土に触れることになるとは、思いもよらないことだった。 壬申の乱、古代朝鮮、百済と新羅、白村江の戦、百済王族の亡命、そして西の正倉院建設、韓国元首相や歴代韓国駐日大使の来村…。 日向から椎葉へ至る国道は、狭く、曲がりくねっていた。1時間ほど走ったところで、おやっ、と思い、車を急停車させた。バス停の名が「卸児(おろしご)」となっている。さらに行けば「ながされ」「児洗」とつづく。「うぶの」という集落もあった。不思議な感慨を抱いて看板を撮影していった。やがて国道脇に

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  • 技術は劣化する:日経ビジネスオンライン

    私は1人で声に出してしまった。 「ひどい! 最悪の設計だ」 軍艦や商船のマニア向け雑誌「世界の艦船」の表紙を見た時のこと。米海軍の最新鋭の3000トンの沿海域戦闘艦が全力で航走している写真が載っている。ひどいのはこの最新鋭の軍艦の作っている波だ。 船の波は主に一番先端の船首と一番後ろの船尾から出る。この船の作る波がひどいのだ。船首からの波も悪いのだが、船尾からの波は許しがたいくらいだ。船は波を作るが、その波を発生させるために馬力が要る。波を発生させなくするよう船の形を最適にしていく技術は「船型学」と言う。 優秀な人材が集まらない分野の技術が劣化 「船型学」の研究の大山のようなのが私たちの研究室だ。その研究で、私の3代前の教授は文化勲章をもらい、2代前の教授は文化功労者になった。私も29歳の時にこの研究室のメンバーになって以来、船の波と船の形の関係の研究を続けてきた。 船型学は30年も続け

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  • 武器輸入と誘拐ビジネスから、ソマリア軍閥は足を洗えるか?:日経ビジネスオンライン

    私兵7000人を擁する軍閥の長 「え、モガディシュに行けるの、泊めてもらえるの?」と、思わずおうむ返しに聞いた筆者に、B氏は「自分は最大クラン(ソマリアの軍閥)の長だ。兵を7000人持っている。君を守る力がある」と胸を張った。 なるほど、これが互いに覇を競い合って殺戮を繰り返していると言う軍閥の長か、とB氏を見つめ返した。威圧的な気配、かすかな後ろ暗さ、大きな体躯、上唇の傷、それにアイロンの利いたシャツ。富と権力と仲間への背信とが混じり合っているかのようだ。 アブドゥラーマンが用を済ませて去った後、筆者とB氏はしばらく話をした。彼はロジスティック業と建設業など、海外を飛び回るビジネスをして兵士を養っていると言う。 「やっとエチオピア軍を追い出した」と聞いた時、筆者はとっさに、この人物が、反米のアル・カイーダ系と言われているイスラム法廷連合の過激派に協力した軍閥かと思った。しかし、次の氏の言

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  • 反逆としてのセゾン流通革命:日経ビジネスオンライン

    辻井 今日はとても楽しみにしていたんです。伊東さんとはお目にかかりたかった。 伊東(以下――) 過分なお言葉です。 辻井 ただね、こうやって初めてお目に掛かる媒体が「日経BP」っていうのが意外で。どうもまだ、その、イメージが繋がらないんですね。 ―― とおっしゃいますと? 辻井 私が受けている日経済新聞、日経BPはまさにビジネスのメディアという感じで、それはそれなりに権威があって。ただ最近の理論的な傾向は間違っていると思うけれどね。つまり自由競争を中心に考えるというのは、どんなものかな?と感じています。そういうビジネスの傾向と、私が持っている伊東さんのイメージとどう繋がるか、よく分からない。 ―― 音楽家としての、あるいはある種の物書きもする僕の仕事と、日経というメディアは、確かに距離があるかもしれません。そこからお話を始めましょう。もちろん僕は新自由主義を礼賛しているわけではありません

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  • 丸の内・元祖オフィス街に名建築あり!:日経ビジネスオンライン

    山下 今度は、丸ビルです。旧丸ビルといえば、元祖オフィスビル! 赤瀬川 考現学の父、今和次郎(*)も「何はともあれ、オフィス街は丸の内を除いて描くことは出来ない」と『新版大東京案内』(昭和4年刊)に書いています。そのくらい昔からここはオフィス街だったわけで、丸ビルはそのシンボルですよね。 山下 大正12年ですから、それから70年以上経って、この辺りもがらりと変わりましたね。 赤瀬川 ホントに新しいビルがにょきにょき建って。 山下 昔の丸ビルって来たことあります? 赤瀬川 もちろんあります。東京に来てすぐのころ。丸ビルって田舎でも有名な建物ですから。 その後フィールドワークをしに何回か来ました。今和次郎が昭和のはじめに「丸ビル、モダンガール散歩コース」という調査をやってるんです。スケッチがたくさん入ったものでね。この調査は学問にも、表現作品にもなりきらないというところが面白くて、それをぼくら

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  • サムスン、プリンター市場で世界制覇へ:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Cliff Edwards (BusinessWeek誌、シリコンバレー支局記者 米国時間2009年1月5日更新 「Samsung: Rethinking the Printer Business」 2007年9月、米アップル(AAPL)は直営店180店舗のみで販売する新製品を発表し、一躍脚光を浴びた。世界最小と銘打ったレーザープリンター「SCX-4500」は、光沢のあるスタイリッシュな外観、ボタンを排除したタッチ操作、簡単な設定と、アップルの人気製品に欠かせない特長をすべて備えていた。 だが、体前面のロゴマークはアップルのものではなかった。漆黒のピアノブラックが印象的なこのプリンターの製造元は、薄型テレビや携帯電話端末、冷蔵庫市場でトップ

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    polymoog
    polymoog 2009/01/16
  • 【技術フロンティア】廉価版“ハイブリッド車”:日経ビジネスオンライン

    停車時にエンジンを止めて燃料を節約。再始動はモーターで補助する。 従来のハイブリッド車よりも追加コストが安く、導入のハードルは低い。 燃費は1~2割改善する。環境対策車の有力技術として期待が集まる。 ハイブリッド車よりも安上がりで、燃費も確実に改善できる乗用車――。少しでも自家用車のガソリン代を節約したい消費者の注目を集めそうな新しい技術の開発が進んでいる。 それは、アイドリングストップ機構。着想はシンプルだ。クルマの停止時にエンジンを自動的に止め、ブレーキを解除した時、素早く再始動させる。エンジン停止の間は燃料を消費しないため、一時停止が多い市街地走行では、機構を搭載していないクルマに比べて1割近く燃費が改善される。 追加コストは数万円 エンジンは燃費が向上するように改良すると、出力が低下するなど走行性能が犠牲になることが多い。しかし、「アイドリングストップは走りに関係ない停車時の燃費を

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    polymoog
    polymoog 2009/01/08
  • 日本の住宅ローンは世界から見れば変則です (4ページ目):日経ビジネスオンライン

    「ライフスタイルに合わせて住宅を買い換えていく」アメリカ住宅に対する考え方(?)を支えていたのは、この優遇政策と有限責任のローンの仕組みだったのですね。「自由競争と自己責任のアメリカ」を手に小泉改革が進められ、竹中大臣は、「個人責任」を声高に言ってきました。(今もですが)。でも、一生で最大の買い物、30年にも及ぶローン負担を考えたとき、日の無限責任の中では、生き方もライフスタイルも住宅ローン返済の上で成り立つものです。有限責任のアメリカを手に無限責任の日で個人責任を国民に求める。今更ながら、小泉改革、規制緩和は何だったのかと思います。竹中大臣、このアメリカの有限責任を知らないはずがないでしょうが、知っていて、日の国民に「グローバル化」をうたい文句に痛みを求めたきた。当に小泉・竹中にだまされたと痛感します。小泉は引退します。竹中も大学で学生をだまさず、さっさと引退してほしいと思

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  • ノーベル講演を共著者に譲った南部博士:日経ビジネスオンライン

    素晴らしいお話を紹介して戴き有り難うございます。今回の逸話が御に載っていないのは残念です。著者ご自身も二訂版以降は別のになるぐらい書き直したいのが音かもしれません。今回強く感じたのは、教育は科学教育よりもなによりもまず「精神」を育てるべきものであるという事です。数学者の藤原正彦先生も「論理力」ではなく「情緒力」が重要なのだと強調されています。そしてそれは生涯に亘り向上に向けて努めるべきものなのだと思います。道元禅師も、ただを目的とする(べて生き延びるだけのことや経済的な存続を目的とする)中に未来はなく、「道」を求める事(人の生き方の理想を高く追求する事)の中に結果的にがある(つまり経済的安定と発展もついてくる)という趣旨の教えを残しています。しかし、「汝・・・するなかれ」と宗教的戒律を強制しても精神は伝わるものではなく、ただ自分自身が先人に倣い後輩や子どもにどの様な生き方をみせ

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  • “終わりなき好況”の終焉:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    永続的に見えた商品の好況も夏以降の相場急落で終了との見方が広がる。 需要の牽引役であった中国など新興国の成長は大幅に減速する見通し。 長期投資家の投資姿勢は不変。目先の相場に惑わされるのは危険だ。 原油ブローカーのロバート・ローリン氏は、1998年のクリスマスが近づく頃の、ロンドン国際石油取引所の張りつめた空気を覚えている。「まさに大混乱だった」とローリン氏は振り返る。「世界は深刻な不況に陥っており、誰も石油など買おうとしなかった」。 日のほか、アジアの新興国の多くでは景気が後退。ロシアはルーブル切り下げと国内向け債務不履行(デフォルト)を表明したばかりだった。大陸の欧州諸国はユーロ導入を目前に控えて沸き返っていたが、米国と英国の経済は多くの国と同様に減速を始めていた。国際通貨基金(IMF)は直前に公表した「世界経済見通し」の中で、「足元の経済危機」を乗り切るための方策を考えあぐねて

  • 「ハケン切り」の品格:日経ビジネスオンライン

    「派遣切り」という言葉が、いつの間にやらメディア頻出単語のトップに登り詰めている。 奇妙な言葉だ。 朝から何回も聞いていると、なんだかもやもやした気持ちになる。 「派遣を切ることのどこがいけないんだ?」 と、当方にそういう気持ちがあるからだろうか。 そうかもしれない。このもやもやは、「使用済みのペーパータオルを捨てたことを女房になじられた時の気分」に似ていなくもない。 「だってお前、ペーパータオルってのは、捨てるための紙だぞ」 「乾かせば使えるでしょ」 「乾かして使うくらいならはじめから布のタオルを使うんじゃないのか?」 「屁理屈言わないの」 いや、私は、派遣労働者が解雇されることを喜んでいるわけではない。彼らをペーパータオル視しているのでもない。 ただ、切られることがあらかじめわかっている者が切られつつある現今の状況に、しらじらしくもびっくりしてみせているテレビの中の人たちの口吻に、偽善

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