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ブックマーク / www.christiantoday.co.jp (10)

  • 皆川達夫さんが語る隠れキリシタンの祈り「オラショ」 400年の時を超えて伝わる異国のグレゴリオ聖歌

    中世・ルネサンス音楽研究の第一人者で立教大学名誉教授の皆川達夫さん(90)が11日、「かくれキリシタンの祈りの歌」と題した公開講演会(主催:立教大学キリスト教学会、文学部キリスト教学科、キリスト教学研究科)に登壇。キリスト教と音楽、そして隠れキリシタンに歌い継がれてきた「オラショ」について、集まった140人余りの聴講者を前に講演した。 「キリスト教と音楽のつながりは深い。教会には常に音楽があり、また音楽歴史を語るとき、キリスト教は切っても切れない存在だ」と皆川さんは言う。「例えば、バッハやシューベルト、モーツァルトも優れた宗教音楽を残している。それはなぜか」。そう問い掛け、キリスト教会において音楽が重視されてきた背景をひもといた。 多くの宗教は、見えない神を何とか視覚的に捉えようと、仏像や仏画などを作る。また、海や山、木などに神が宿っているとして、それを拝むことによって神の存在を確かめる

    皆川達夫さんが語る隠れキリシタンの祈り「オラショ」 400年の時を超えて伝わる異国のグレゴリオ聖歌
  • 大ヒット「君の名は。」から分かるキリスト教的世界観

    「君の名は。」が大ヒットしている。8月下旬の公開という「ぎりぎり夏休み映画」にもかかわらず、命と言われていたハリウッド大作やメイドインジャパン怪獣映画を押しのけ、どんどんと興行収益を上げている。 公開からわずか10日間で38億円を稼ぎ、原作小説は72万部を突破。劇中音楽と主題歌を担当したRADWIMPSの映画サントラもヒットチャートを賑わしている。これほどまでに日人の心をつかむ「君の名は。」とは何なのか? キリスト教牧師の視点からこのブームを検証し、映画を評してみたい。 まず何といっても、監督の新海誠の絵がきれいであることが万人受けする魅力だ。実写かCGか?と思わせる緻密な絵は、スタジオジブリとは異なるアニメーションの魅力を存分に発揮している。そして音楽。主題歌というと普通は1曲だが、この映画には4曲の主題歌があり、それがとても効果的に使われている。スピード感あふれるイントロに乗った演

    大ヒット「君の名は。」から分かるキリスト教的世界観
  • キリスト教や人文社会科学など学術出版の老舗 創文社が2020年をめどに解散 : 神学・教育 : クリスチャントゥデイ 2016年7月19日17時34分

    人文、社会科学系の名門出版社として知られる創文社(社:東京都千代田区)が、2020(平成32)年をめどに社ビルを売却し、会社を解散する予定であることが、19日までに分かった。 創文社は1951年創業。学術出版社として、哲学、歴史、東洋学、宗教などの人文学の専門書のほか、社会科学の書籍も多数出版している。トマス・アクィナスの『神学大全』、全100巻以上の『ハイデッガー全集』など、キリスト教研究の重要な書籍の刊行物も非常に多い。 同社編集責任者への電話取材によると、出版不況の中、人文書籍やキリスト教書籍の売れ行きが激減し、同社では10年前に比べて売り上げが約3分の1程度に減少しており、今後の継続的な存続が難しくなったことから、今回の判断に至ったという。 現在進行中の新刊書籍の出版は2017年3月まで継続する。その後は、既刊の出版物の販売に限定し、2020年をめどに会社を解散する。現在刊行し

    キリスト教や人文社会科学など学術出版の老舗 創文社が2020年をめどに解散 : 神学・教育 : クリスチャントゥデイ 2016年7月19日17時34分
  • 贖罪論なきキリスト教は可能か?  関西学院大学で高橋哲哉氏が講演

    「犠牲の論理とキリスト教への問い」と題して講演する高橋哲哉氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)=14日、関西学院会館・光の間(兵庫県西宮市)で 関西学院大学(兵庫県西宮市)神学部と同大キリスト教と文化研究センターの主催で14日、「犠牲の論理とキリスト教への問い」と題する、東京大学大学院総合文化研究科教授の高橋哲哉氏の講演会が行われた。哲学者でフランス現代思想が専門の高橋氏は、『戦後責任論』や『靖国問題』『3・11以降とキリスト教』などキリスト教と関わる著作や、福島県出身者として『犠牲のシステム福島・沖縄』など多くの著作がある。哲学者として常に現場と関わりながら、さまざまな問題に取り組み続けてきた高橋氏はこの日、哲学・倫理の側からキリスト教に対する鋭く真摯(しんし)な問いを投げ掛けた。 高橋氏は初め、自身がキリスト教徒ではなく、またキリスト教が専門ではないことを前置きしつつ、靖国問題から話

    贖罪論なきキリスト教は可能か?  関西学院大学で高橋哲哉氏が講演
  • 悲しみのマリア、イエズス会宣教師が描かれた南蛮屏風にキリシタン文化への思いをはせる 大阪中津「南蛮文化館」

    大阪・梅田駅から阪急で1駅、阪急中津駅から徒歩3分の線路沿いに小さな私設の博物館がある。「南蛮文化館」だ。1968年に地元に住む北村芳郎氏が設立した、日と欧州の交流に影響を与えた南蛮美術品を収集し展示する私設の美術館だ。毎年5月と11月の2カ月間だけ開館している。今年の秋のオープンに合わせて訪ねた。 2階建ての館内を、館長で学芸員の矢野孝子さん自らが案内してくれた。まず最初に目に飛び込んでくるのは、「南蛮屏風」(重要文化財)。縦1.6mで6枚の屏風が2つ、計12枚にわたって、日を訪れた南蛮船や南蛮商人、イエズス会の宣教師、南蛮寺(教会堂)の様子が、紙金地着彩という技法で描かれている。落款がないが、作者は織田信長や豊臣秀吉に仕えた狩野派の絵師・狩野永徳の子・光信の一門の作と考えられているという。 当時の街の様子や服装、風俗が細密に描かれ、さらに南蛮寺の中で、聖書の教えを説き、祈りをささ

    悲しみのマリア、イエズス会宣教師が描かれた南蛮屏風にキリシタン文化への思いをはせる 大阪中津「南蛮文化館」
  • 「神殿の丘」に第三神殿を イスラエル閣僚

    【CJC=東京】エルサレムの「神殿の丘」に第三神殿を建設しよう、とイスラエル政府のウリ・アリエル住宅建設相が7月4日声を上げた。 「神殿の丘」には紀元前10世紀頃、ソロモン王により第一神殿が建てられたが、紀元前587年、バビロニアにより破壊された。紀元前515年に建設された第二神殿は、紀元70年にローマ帝国により再び破壊された。城壁の一部が残され「嘆きの壁」と呼ばれている。 現在、『神殿の丘』はイスラエル領だが、『アル=アクサー・モスク』や『岩のドーム』などイスラム教の聖地でもあり、管理はイスラム教指導者が行っている。ユダヤ人とキリスト者は神殿の丘で宗教的な儀式を行う事を禁止されている。2000年9月、右派リクードのシャロン党首が神殿の丘を訪問したが、これに反発したパレスチナ市民による暴動が起こり、直前に成立していたキャンプ・デービット合意が事実上、破綻した。 ユダヤ人にとって神殿再建は最

    「神殿の丘」に第三神殿を イスラエル閣僚
    polynity
    polynity 2013/07/18
    モーセの墓が日本にあるくらいだから、第三神殿もすでに日本のどこかにあるのではないかと思う。
  • 教会法違反の可能性、聖職者は裁判員辞退を カトリックが公式見解

    カトリック司教協議会(岡田武夫会長=東京大司教区大司教)は18日、今年5月21日から始動した裁判員制度について、司祭や修道者らカトリックの聖職者が裁判員候補に選ばれた場合、辞退を希望するよう促す公式見解をまとめた。 カトリック教会では、政教分離の観点から聖職者が国家権力を行使する職務に就くことを教会法で禁止している。これまで裁判員制度への対応を協議してきた司教協議会は、裁判員としての職務が権力の行使に該当するかどうかをバチカン(ローマ教皇庁)に非公式に問い合せていたが、バチカンからは教会法に抵触する可能性が高いとする回答を得ていた。 今回の見解は15日から始まった司教総会(20日まで)での協議の中で出されたもので、裁判所から候補者に送られる質問票には辞退希望を明記し、辞退しても選任された場合は過料(10万円以下)を支払っても不参加することを勧めている。日のカトリック教会の聖職者約70

    教会法違反の可能性、聖職者は裁判員辞退を カトリックが公式見解
  • オランダの教会、「無神論者だ」と公言の牧師処分せず

    【CJC=東京】ENI通信がオランダのプロテスタント紙『ネーデルランズ・ダグブラッド』3月24日付けによって報じるところでは、南部ジーランド州の教会当局は、無神論者だと公言しているクラアス・ヘンドリクセ牧師に懲戒処分を行わないことにした。 懲戒手続きが「言葉の意味についての論議が長引き、それも明確にならないだろう」という。各教会宛ての書簡では「神の存在」という問題は常に議論されて来たものだ、と指摘している。 ヘンドリクセ氏は2007年11月に公刊した著書『存在しない神への信仰=無神論牧師の宣言』(仮訳)で関心の的となった。同氏は「神」を信じるために、神の存在を信じる必要はないと述べ、神が存在しないという信念が時を経るに従って強くなったかを詳しく記している。 「神の不在は、私にとって障害ではなく、神を信じるための前提だ。私は無神論者で信仰者なのだ」として「神は私にとってある存在ではなく、人々

    オランダの教会、「無神論者だ」と公言の牧師処分せず
    polynity
    polynity 2009/04/01
    「神を信じること」と「神の存在を信じること」とを区別する、というのは面白い発想だ。ちなみに、神を「補助線」とみなす考え方もある。http://sonzai.org/2008/03/hojosen.htm
  • 麻生首相、世界の7割の宗教は労働を罰と考えている

    地方遊説の一環として九州地方を訪れた麻生太郎首相は7日、熊県天草市内のホテルで演説し、高齢者の就労問題に関連して「旧約聖書では神がアダムに与えた罰は労働」だとし、キリスト教やイスラム教を合わせた世界の7割くらいの宗教の哲学では労働は罰だとしていると自身の宗教観・労働観を語った。全国紙各紙が伝えた。 首相の同発言を報じた毎日新聞によれば、首相は「我々は働くというものは正しいと思って育ってきた。(日では)神々は働いていたんだから。神々が行うなら善行に決まっている」と指摘。海外と日では労働に対する哲学が違うとして、そこに日の独自の力があると語った。 一方、首相自身はカトリック教徒。祖父である吉田茂元首相の雪子夫人がカトリック教徒であったこともあり、吉田家は長男の健一を除いてはみな信者であった。吉田元首相自身もカトリックに対しては好意を持っていたようで、東京カテドラル聖マリア大聖堂の後援会

    麻生首相、世界の7割の宗教は労働を罰と考えている
  • スコセッシ監督、遠藤周作の小説『沈黙』映画化へ

    米国の映画監督マーティン・スコセッシ氏が今年末から、遠藤周作の小説『沈黙』を原作にした映画の撮影を開始する。『沈黙』の映画化はスコセッシ監督が10年以上前から構想していたもので、現在ダニエル・デイ・ルイス、ベニチオ・デル・トロ、ガエル・ガルシア・ベルナルら俳優に出演依頼の交渉を行っているという。米国のエンターテイメント情報誌『バラエティ』が伝えた。 小説『沈黙』は、遠藤が17世紀江戸初期のキリシタン弾圧について、史実・歴史文書に基づいて創作した歴史小説。実在するイエズス会の日管区長代理を務めたポルトガル人司祭のクリストファン・フェレイラが登場し、フェレイラの棄教を聞いた弟子のセバスチャン・ロドリゴが真相を求めて日に侵入。幕府から激しい弾圧を受ける隠れキリシタンへの布教活動に身を捧げるが、裏切りにより捕らえられる。神と信仰の意義を命題に描いた作品。 世界13カ国語で翻訳され、英小説家のグ

    スコセッシ監督、遠藤周作の小説『沈黙』映画化へ
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