アンドロイドユーザーが月額390円で500本以上のアプリを使い放題になる人気のサービス「auスマートパス」(auのホームページより) スマートフォンユーザーが急増する中、携帯キャリア間のユーザー獲得合戦がますますヒートアップしている。特に今後は、スマートフォンユーザーに向けたクラウドコンテンツサービスをめぐる主導権争いが激しくなりそうだ。 通信会社の勢いを測る指標として、純増数とMNP(番号継続制、ナンバーポータビリティ)がある。TCA(社団法人電気通信事業者協会)の発表によると、2012年4月末時点で、新規契約数から解約数を差し引いた携帯電話純増数は、ソフトバンクが27万2700件でトップ。KDDIの24万400件が続き、NTTドコモは12万8300件にとどまった。 一方、MNPでは、KDDIが6万4900件の転入超過で、7か月連続して首位をキープ。ソフトバンクも3万9900件の転入