メールだけでなく、FacebookのメッセージやSlackなどビジネス上のコミュニケーションツールが多様化している一方で、電話をする機会はますます減ってきている。メールなどと違って、電話はいきなり個人の時間に割り込んでくることから、電話に関する嫌悪感も広がっている。 「電話するやつは仕事ができない」「電話は時間のレイプ」「時間泥棒」「百害あって一利なし」。最近、著名人からもそんな声が聞こえるようになった。今時電話はビジネスマナーとしてあり?なし? アンチ電話派の言い分 アンチ電話派論者としてもっとも影響力があるのは、著書『多動力』でその「非効率性」を説いている堀江貴文氏だろう。 1日の中には、細かいすき間時間がたくさん発生する。そのすき間時間を利用し、非同期通信によって仕事を効率的に進めていくのだ。 前時代の感覚にとらわれている人は、コミュニケーションというのは、お互い同時間に行う同期通信