三菱重工業のグループ会社である三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社(以下MBE、社長:吹原 正晃、本社:広島市中区、三菱重工業が100%出資)が石垣島海域で実施しているサンゴ増殖実証実験の技術が、環境省の「平成24年度環境技術実証事業」で実証済み技術であることを示す実証番号とロゴマークの交付を受けました。MBEはこれを弾みとして、サンゴ増殖技術の早期の普及を目指す考えです。 実証番号交付の対象となったのは、「微弱電流を利用したサンゴの成長促進と電着技術を用いたサンゴ移植基盤(サンゴ棚)技術」です。この技術の開発は、東京大学、日本防蝕工業株式会社(東京都大田区)、株式会社シーピーファーム(沖縄県石垣市)、一般財団法人 熱帯海洋生態研究振興財団(阿嘉島臨海研究所)(沖縄県島尻郡)と共同で取り組んできたもので、サンゴの成長促進やサンゴの着床基盤などサンゴ礁の修復技術として活用できるものです。 サ