夜、ドアをコンコンと叩き続ける音が響く。場所はチベット自治区内の中級ホテル。已む無くドアをあけるとお世辞にも招き入れる気にならない、垢抜けず、けばけばしい女性が立っていた。北京語で早口で何か喋る彼女に向かって、私は手を横に振り、ドアを閉めた。これまで何度か、チベット族が住む地域を好んで旅をしてきた。そこで目にするのは、同族化政策によって大量に移住してくる漢民族の人々と、貧しさの中で耐え忍び、信仰を拠り所に生きるチベット族の人々だった。とりわけ、聖都ラサは本土からの資本投下で場違いなまでのショッピングストリートも生まれ、街の半分はミニ上海のようにも見えた。それに伴って、一般の労働者も売春婦も大挙して流入し、チベット人はラサでも少数民族に貶められようとしていた。 今回、ニュースを見ていると、記憶ある街並みが何箇所も映し出された。商店を壊し、国旗を焼く人々の姿。日本のメディアは「暴動」と呼んだが
日本がまともに対応しないから、中国をここまで付けあがらせてしまったんだよ、というお話しでもあるように思いますが。 チベット制圧に中国への批判高まる 五輪ボイコットの声も 国際ニュース : AFPBB News これは選手の気持ちを思えば難しい問題なんだけど、国際社会がこれ以上人権問題を大きく取り上げるようになって、スーダンやチベット、ウイグルの問題も出てきて、台湾もそれに呼応した動きを見せていけば、五輪は本当にどうなるか分からない中で、四年間、いやそれ以上の長い期間を、この五輪に向けて頑張ってきた選手やコーチ達の気持ちを思えばという一方で、それこそ欧米の選手達が今後自主的にボイコットしていく流れが、万が一出てきてしまったときに「チベットの問題なんて関係ない、自分は五輪に出たい」という選手の声を、社会がどう受け止めるかというのは重要な話になってくる。 リチャード・ギア氏、シナ政府のチベット人
チベット仏教(チベットぶっきょう、チベット語: བོད་བརྒྱུད་ནང་བསྟན།)は、チベットを中心に発展した仏教の一派。根本説一切有部律の厳格な律に基づく出家制度、仏教の基本である四聖諦の教えから[1]、大乗顕教の諸哲学や、金剛乗の密教までをも広く包含する総合仏教であり、独自のチベット語訳の大蔵経を所依とする教義体系を持つ。中国、日本、チベットなどに伝わる北伝仏教[2]のうち、漢訳経典に依拠する東アジア仏教と並んで、現存する大乗仏教の二大系統のひとつをなす。 教義としては、智慧と方便を重視する。インド後期密教の流れを汲む無上瑜伽タントラが実践されている。ニンマ派、カギュ派、サキャ派、ゲルク派の4宗派が存在するが、いずれも顕教と密教の併修を柱とする。7世紀から14世紀にかけて、インドから仏教が直接チベットに伝来したので、インド仏教の伝統が途絶える寸前の時代に伝来した後期密教が継承され
ラサが燃えている。 五輪を前にした3月。少数民族の起こす民族運動は増え、中国当局が弾圧するシーズンに、よりによってチベットのラサで民族衝突が勃発した。 新華社は 10人死亡 と伝えたが、中国政府のプロパガンダ機関の新華社が10人というのなら、実際の犠牲者は軽く見積もっても10倍はいるのではないかと思う。インドのチベット亡命政府は 30人の死亡確認 と伝えている。 朝日より。 チベット騒乱「30人死亡確認」 亡命政府発表 2008年03月16日02時08分 中国チベット自治区ラサで起きた共産党・政府に対する僧侶や市民の抗議行動で、インドにあるチベット亡命政府は15日、30人の死亡を確認したと明らかにした。自治区の公安当局などは同日、デモに加わった僧侶らに自首を呼びかける通告を発表。現地では警備が強化され、外出が制限されており、事態は沈静化に向かっている模様だが、デモはチベット族が住む中国の他
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く