バスケットボールのTKbjリーグと男子ナショナルリーグ(NBL)の統合問題。日本バスケットボール協会の改革を行うタスクフォース(特別チーム)が今月4日に提示した新リーグへの参加条件は、bjリーグの青森ワッツにとって厳しい内容となった。青森県内で収容人員5千人程度のホームアリーナを確保するのは難しいとされ、サラリーキャップ(チーム総年俸の上限)の撤廃もチーム運営の壁となるためだ。 「トップリーグ」「チャレンジリーグ」「地域リーグ」(いずれも仮称)の3階層で構成される新リーグについて、ワッツの運営会社・青森スポーツクリエイションの下山保則社長は9日までの取材に「トップリーグの条件の決め方が拙速で、地方切り捨てだ」と不満を口にした。4月末までリーグへの参加申請を受け付けるが、「トップリーグはハードルが高いので参加は考えていない」とも語った。 一問一答は次の通り。 ―発表を受けて、どう思った