前置き この日の福島市の気温は32℃…立っているだけで汗が滲み出てくるような気温の中,福島競馬場にひとり,パドックと競馬新聞を真剣な眼差しで見つめる男がいました. その男,マツ氏25歳は,なけなしの8千円を口座から引き落とし,そのうち2千円で競馬新聞と福島までの片道切符を購入しました. そしていま,人生最大の勝負に立ち向かわんとしています.人生最大の勝負を競馬に費やす…その発想の貧困こそ彼が倒すべき最大の敵であるということを誰かが教えてあげるべきなのかもしれません.しかし,たとえそんな親切な人間がいたとしても,彼は聞く耳を持たないでしょう…彼の全神経は,すでに福島3R・3歳未勝利戦に注がれているのですから…! 前置きは以上ですが,福島競馬場で競馬を見てきました.小学生の頃は,大川慶次郎という競馬の神様的な人が書いた本を読むほど競馬ファンだった(渋い)のですが,ここ十年くらいはさっぱりで,競
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