伊賀市に本拠を置く女子サッカーチーム「伊賀FCくノ一」の吉森茂雄代表や選手らが8日、県庁を訪れ、鈴木英敬知事に応援企業の獲得などチームへの支援を要請した。鈴木知事は「まずは私自身がサポーターになって試合を観戦したい」と述べ、支援を約束した。 県庁を訪れたのは、吉森代表のほか、2004年のアテネ五輪や07年の女子ワールドカップなどで日本代表として活躍した宮本ともみ選手(32)ら3人の選手と大嶽直人監督。FCくノ一は、日本女子リーグ(なでしこリーグ)で2回優勝した名門チームだが、1999年を最後に大手スポンサーが撤退。市民チームとして、財政的に厳しい運営状況にあるという。 吉森代表は「なでしこジャパンの優勝を機会にチームを盛り上げてほしい。県施設での広報や企業へのチーム紹介、県営鈴鹿スポーツガーデンの優先使用などをお願いしたい」と要請。鈴木知事は「スポーツは人に勇気と感動を与える素晴らしい力が