サッカー九州リーグのヴォルカ鹿児島とFC鹿児島が2014年1月をめどに組織統合する基本合意に達したことが1日、分かった。両クラブが目指すJリーグ参入には、統合による経営基盤の強化が必要との認識で一致した。7月中の正式発表を目指し、今後本格交渉に入る。 両クラブは、併存する状態が続けば、ともにJリーグ加入後のホーム競技場と想定する鹿児島市の県立鴨池陸上競技場の利用調整や行政支援などのめどが立たないと判断。統合でこれらの問題を解決し、スポンサー確保も含めJリーグ参入を果たせる運営体制構築とチーム強化を図りたい考えだ。 ◆ヴォルカ鹿児島とFC KAGOSHIMA(FC鹿児島)、統合までのおおまかな流れ 2010年3月 FC鹿児島誕生。Jリーグ入りを目標に掲げる 2010年4月 ヴォルカ鹿児島がJリーグ入りに向けて動くことを表明 2011年10月 ヴォルカ鹿児島がJ準加盟申請準備を進めるも断念(2