第6回クラウドサービスの比較:AWS、Windows Azure、さくらのクラウド 山崎徳之 2013-03-04
はじめまして。五反田の「Clisk(クリスク)」という会社でシステムエンジニアなどをしている芹沢と申します。盟友であるLIGのゴウさんや紳さんと酒を酌み交わしているうちに、LIGブログに記事を書かせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。 AWSとは? http://aws.amazon.com/jp/ AWS(Amazon Web Servicesの略)とは、Amazonが提供しているクラウドサービスの総称で、その中にはさまざまなサービスが含まれています。 EC2(仮想サーバー)、S3(ストレージ)、RDS(リレーショナルデータベース)、CloudWatch(監視)など、たくさんのサービスが提供されていて、それらのITインフラのリソースを、使いたいときに、使いたいものを、使いたいだけ、必要なスペックで、利用することができるのが特徴です。 多くのサービスは管理画面から操作でき
Amazon S3は安いか高いかという議論を、この2日間で立て続けに3個所で耳(目)にした。 1人はネットサービスベンチャーのCTOで、クラウドへの移行を検討しているものの、Amazon S3やEC2の実際の価格や使い勝手がよく分からないという話だった。コスト的に見合うなら、もうサーバ運用に煩わされたくないと漏らしていた。 もう1つは、ベンチャーキャピタルとして知られるYコンビネーターの掲示板で見かけた「Does Amazon S3 really save money?」で始まる議論。1GB当たり1カ月で0.15ドルと聞くと安いようにも思えるが、1TBの月額は150ドル、2年にすると3600ドル(1ドル92円として約33万円)にもなる。しかも転送量に応じた課金もあるため、実際にはこれ以上になる。今や1TBのドライブ単価は1万円を割っていて、2年で3600ドルとは比較にもならない。「クラウド
【特集まとめ】DropboxからGoogleドライブまで、クラウド型ストレージを自動同期で使い倒す2012年08月11日16時03分 公開カテゴリー: ファイル管理キーワード: アプリ, チップス, 特集, 特集まとめ Short URL ツイート いわゆるクラウド型のストレージサービスが便利なのは、ファイルを自動同期させることができるから。ファイルを手動で、SDカード経由やメール経由で送る場合と異なり、一度設定しておけば、後は自動で同期が行われる、という使い方が可能なのが、クラウド型ストレージサービスの長所だ。 PC/スマートフォン間での同期が行われれば、PCで作成したファイルやPCで見付けた情報を、スマートフォン上で開くことができるし、その逆も然り。PCでもスマートフォンでも、同じファイル、同じ情報にアクセスすることができるようになる。 さらに、「自動」同期なら、毎回ファイルを手動で送
データをクラウドにアップし、外出先から利用できる「オンラインストレージ」。Dropbox、Pogoplug、SkyDriveの特徴とは? Dropbox、Pogoplug、SkyDrive、それぞれの特徴 オンラインにデータをアップロードし、外出先などからも利用できる「オンラインストレージ」は、ブロードバンド環境が整いつつあるころから人気のあるサービスではあるが、ここ最近ではオンラインストレージが新たな機能を搭載し、単なるオンラインでのデータ保管場所を超えた存在となりつつある。注目のクラウド型オンラインサービスを紹介、クラウド化したオンラインストレージの魅力を考えたい。 「PCに保存」するだけの手軽さが魅力なDropbox クラウド型オンラインストレージの代表格は、海外製のサービス「Dropbox」だろう。オンラインでデータを保管するという基本的な機能に加え、PCとの同期機能や他のユーザー
エンジニア向けのクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を運営するクラウドワークスは3月29日、iPhoneアプリ開発スクール「RainbowApps」を運営するジークラウドと、相互の集客や会員の利便性向上を目的に業務提携したことを発表した。 3月21日にサービスを開始したクラウドワークスだが、発注者からスマートフォン向けの開発人材を増やして欲しいとの要望が多数寄せられたという。今回ジークラウドと提携することで、1500名を超すRainbowAppsの受講生による受注を促進したい考えだ。 また、ジークラウドが提携するECサイトと連携し、クラウドソーシングを活かした英語翻訳事業を展開する。ジークラウドでは、日本企業が開設した海外向けECサイトの英語翻訳を受注しており、今後はその英語翻訳をクラウドワークス上で行うとしている。 なお、クラウドワークスは3月22日に、岐阜県と提携し地域のエン
Microsoftが、誰でも利用可能と約束した(英文記事)、クラウドベースの無料ドキュメントエディットツール「Office Web Apps」が公開となりました。基本的な編集機能はもちろんのこと、SkyDriveのシステムを利用した、25GBものストレージも搭載されています。 記事冒頭のスクリーンショットを見れば分かるように、WordなどのMicrosoftのエディットツールほどは、機能に富んでいないようですが、Google Docsとはいい勝負ができそうです。リアルタイムでの多人数同時編集が可能で、Officeドキュメントとの互換性にも優れています。 office.live.comにアクセスすると(いかなるブラウザでも大丈夫なようです)、ユーザーがSkyDriveへアップロードしたドキュメントの一覧が、Bing提供の検索とフィルターとともに表示されます。スマートフォンにも対応しており、M
米エバーノートは2010年3月3日、パソコンやiPhoneなど複数のデバイス間でテキストや画像によるメモを共有できるサービス「Evernote」の日本語化や日本法人設立などを発表した。Evernoteのクライアントソフトは、ソニーのパソコン「VAIO」や、NTTドコモが販売するソニー・エリクソン製のAndroid携帯電話「Xperia」にもバンドルする予定である。 Evernoteは、テキストや画像、音声、マウスやタッチパネルから入力した手書き文字などのメモをサーバーに保存し、様々なデバイスから利用可能にするサービスだ。クライアントソフトはパソコン版(WindowsとMac)とスマートフォン版(iPhone、Android、Windows Mobile、BlackBerryなど)がある。画像に含まれる文字もサーバー上で認識して検索できるため、保存したメモを検索しやすいのが特徴だ。 エバーノ
「クラウドはマイクロソフトをますます活気づかせ、マイクロソフトはクラウドの勢いをますますあおっていく。当社の製品、サービス、技術のすべては、クラウドを起点として発想していく」。米マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEO(最高経営責任者)は2010年3月4日(米国時間)、ワシントン大学で講演して、クラウドコンピューティングへ全社を挙げて取り組むことを改めてアピールした(写真1)。 「クラウドには五つの重要な側面がある」。バルマーCEOはこう述べて、同社が重視するクラウドの特徴を「新たな機会と責任の創出」「利用者の学び、意志決定、行動の支援」「ソーシャルで高度な交流」「スマートな機器」「バックエンドのサーバー環境」と説明。マイクロソフトは各々に対応製品やサービスを投入していくと述べた。 例えば二つめの「利用者の学び、意志決定、行動の支援」に当たるクラウドサービスが、検索エンジンの「Bing」
VOCALOIDを生み出したヤマハから、音楽の領域を広げるテクノロジーがさらに2つ投入された。VOCALOIDに関しては、既に発表済みのVOCALOID-flex、NetVOCALOIDを使ったMETAL GEAR SOLID PEACE MAKER、頓智・およびグッドスマイルカンパニー、クリプトン・フューチャー・メディアと組んだ「セカイロイド」が発表されたが、そちらは別記事を参照していただくとして、ここでは今回初披露された「クラウド型VST」と「NETDUETTO」について解説しよう。 楽器、エフェクターをクラウドに置く「クラウド型VST」 ヤマハは2004年、ドイツの音楽ソフト企業Steinbergを買収し、100%子会社としている(ヤマハ、「Cubase」の独Steinbergを買収)。自社のソフトウェアシンセを同社の代表的な音楽制作ソフトCubaseに組み込んだり、自社から出ている
クラウドコンピューティングとは「利用者が、利用したいものを、利用したいだけ、利用するということに専念できるようなIT消費スタイル」です。それは各企業の情報システム部門や情報子会社が提供することができますし、社外の業者が提供するサービスもあります。 どちらの場合にも、サーバ仮想化は重要な技術的要素であるものの、それだけでは不十分です。企業はどのような考えのもとで、どのように自社ITのクラウド化を進めるべきなのでしょうか。その際、社外クラウドサービスをどのように位置付ければよいのでしょうか。より本質的な問題は、クラウド化の進行に伴い、情報システム部門の役割がどう変わっていくのかという点です。 本セミナーでは、クラウド化と情報システム部門の役割に焦点を当て、今後企業が描くべき情報システム戦略の方向性を探ります。
Googleが提供する、Google App Engineというサービスを知っていますか? Amazon EC2などと同じで、Googleが用意するクラウドサーバー環境で アプリケーション開発ができるというサービスです。 (レンタルサーバーのようなもの) その大きな特徴は、なんといっても月間500万PV相当まで"無料"ということです。 ※有料で制限を拡張することも可能 ※2011/09/07 注 Google App Engineの新料金体系が発表されました。 新料金体系では無料で使える枠が大幅に削減されています。 この記事の無料での使用制限に関する記述は、新料金体系では 正しくありませんのでご注意ください。 「App Engine は無料で始めることができます。最大 500 MB の永続性ストレージに加え、月間約 500 万ページ ビューに対応できる十分な CPU と帯域幅を、すべてのア
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