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ブックマーク / forza.cocolog-nifty.com (4)

  • システム開発から属人性を排除しようとして失敗する - プログラマの思索

    ひがさんの記事「「誰が書いても同じコード」は大事なことなのか」を読んで思ったことを書いてみる。 大手SIerは独自の重量級の開発プロセスを持つ。 それは多分、メインフレーム+Cobol時代の開発プロセスを最近のオープン系に焼き直したものに過ぎない。 その現場のプロジェクトは大規模で人数も多いから、少数精鋭チームで自由に動くわけにはいかない。 その開発プロセスの意図は、誰が作業しても同じような品質を保つ所に重点を置く。 つまり、属人性を排除しようとする。 だから、できない人もルーチンのような作業までレベルアップするが、できる人は、無駄なドキュメント作成やマネジメント、そして古臭くなったコーディング規約などの運用ルールに縛られている。 彼らのプロジェクトはタンカーのように、一度動き出したら進路を変えるのは凄く難しい。 現在の特にWebシステム開発では、頻繁なリリースによるバージョンアップが多い

    システム開発から属人性を排除しようとして失敗する - プログラマの思索
  • プログラマの思索: Webベースのプロジェクト管理

    最近、プロジェクト管理の手法が急激に変化しつつあるのを感じる。 以前は、ExcelやMS Projectで進捗管理や要件管理をプロジェクトリーダーが取り仕切り、メンバーに節目ごとに展開していた。 そこでよく出る症状として、プロジェクト全体の進捗や各メンバーの役割がメンバーに見えにくいことがあった。 だから、「見える化」と称して、XPやPFの手法が使われた。 最近は、Trac(Python)やRedmine(Ruby on Rails)のようにWikiベースのFreeのプロジェクト管理ツールを導入するケースが多くなった。 その特徴や感想について書いてみる。 【1】TracやRedmineの特徴は下記があるように思う。 1・Wikiに、技術上のアイデア、開発環境の構築方法、リリース作業手順、日報などを書き込み、皆で情報共有する 2・カレンダーにプロジェクトのマイルストーン、各自の作業納期を書き

    プログラマの思索: Webベースのプロジェクト管理
  • 人月ビジネスの特質~成長しないこと - プログラマの思索

    IT業界の多くの会社は、ソリューションビジネスと言う名の下、人月ビジネスを展開している。 松原さんの記事「日のソフトウエア産業、衰退の真因 」にそのビジネスの最大の欠陥が書かれている。 スラッシュドットでも下記のように絶賛されている。 日経IPproに「日のソフトウエア産業、衰退の真因」という松原友夫氏の記事が載っていた。 氏は日立ソフトウエアエンジニアリングの立ち上げにかかわったという。 記事では例えば「しかし、品質に関して重大責任を負うに至ったソフトウエア開発ビジネスで、成果責任を負わない派遣形態がかくも横行しているのは日だけである。」など、核心を突いた納得できる文言が多くある。 この記事は、たしかにぼくも含めた多くのソフトウエア開発者が苦しんできた問題の核心を突いている、と感じている。日のソフトウエア開発者に是非読んでいただきたい一文だと思い、ここにご紹介する。 人月ビジネス

    人月ビジネスの特質~成長しないこと - プログラマの思索
  • 【Ruby関西】RubyプログラムからJavaの匂いを消したい - プログラマの思索

    第16回 Ruby関西に行ってきた。 Ruby会議2007の話もあり、牛尾さんも来られて、いつもの如く盛り上がった。 楽しかったことをメモ。 【1】Continuation(継続)ライブラリは恐ろしい~yharaさんの話 Continuation(継続)は、C 言語の setjmp()/longjmp() に相当するRubyのライブラリのこと。 定義は下記に書かれている。 組み込み関数 callcc 何故こんなライブラリが必要なのか? 理由は、込み入ったループ処理でジャンプしたい時、イベント処理で複雑にwaitしている時にジャンプしたい時があるから。 普通は、使わなくても書けるし、多分書かない方がいい。 yharaさんが機能を解説してくれたが、callccが入ると、セーブポイントへジャンプするため、同じようなステートメントを何度も通過するので、机上デバッグできない。 でも、こんな問題でca

    【Ruby関西】RubyプログラムからJavaの匂いを消したい - プログラマの思索
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