10月24日、中国政府はエネルギーセクターの最新の5カ年計画を発表し、2015年までに国内の沿岸部に限って若干数の原発の新設プロジェクトを承認する方針を示した。写真は2月、中国内モンゴル自治区のフフホトにある原発施設(2012年 ロイター/Carlos Barria) [北京 24日 ロイター] 中国政府は24日、エネルギーセクターの最新の5カ年計画(2011─15年)を発表し、2015年までに国内の沿岸部に限って若干数の原発の新設プロジェクトを承認する方針を示した。 中国は、昨年3月に起きた東日本大震災後の東京電力<9501.T>福島第1原子力発電所での事故を受けて国内での原発建設計画を見合わせていた。新設プロジェクトの認可を再開することでエネルギー分野の民間投資を促進し、景気刺激につなげる狙いがある。