あれがいつだったか思い出すのはだいぶ難しいンですが、確か上京した後だったように思います。 我々は『コール・オブ・クトゥルフD20』*1で、『クトゥルフと帝国』*2を遊んでおりました。 GMは三輪さん。後は『Aの魔法陣』でオンラインリプレイを提供してくれた氏家氏が因習的な旧家に生まれた影のある霊感少女*3をプレイしており、私が甘粕に心酔している大陸浪人*4、加納氏があらゆる同時代の文学作品を「読むに値しない」「駄文である」と言って切って捨てるだけで実際には何も読まず何も書かない自称作家*5 で、まあこの三人がですね、ひょんなことから帝都をゆるがす大事件に巻き込まれたわけです。 あまりに行動が怪しいんで憲兵に目をつけられまして、あたしが「ボクはね、甘粕さんのところから来たものなんだよ。ちょっとそのへんの人間と一緒にしてもらっちゃ困るね」*6とか言ってごまかそうとしたら見事に判定に失敗して、あぶ