「購入ボタンは緑色がいいって専門家が言っている」「いや、Amazonのオレンジだ」なんて不毛な議論をしていませんか? ディレクターやエンジニアにも役立つ、Webデザインで使える心理学のルールを3つ紹介します。 『ノンデザイナーこそ知っておきたい!デザインでセンスより大切な心理学のルール』では、Webサイトの成果を大幅に改善してくれる4つの有名な心理学ルールについて説明しました。今回は、色や人間の注意力持続時間、反応を研究したさらに3つの心理学ルールを紹介します。そして、ルールに沿ってWebサイトを改善し、より大きな成功を得る方法について説明します。 では、始めます。 ルール1:人間が注意力を持続できる時間は、毎年短くなっている 2015年、Microsoftは2000人の被験者を対象とする調査を実行し(調査結果PDF)、脳波記録装置を使って112人以上の人びとの脳活用をモニタリングしました