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ブックマーク / littleboy.hatenablog.com (92)

  • 2009年テレビお笑い界を振り返る(前編) - てれびのスキマ

    こちらの「必見!話題のトピックス総まとめ2009 – NAVERまとめ」で、すでに2009年を自分なりにまとめているので、今年は簡単に振り返りたいと思います。 まずは個人から。 MVP 今年は、小杉竜一、有吉弘行、山崎弘也の年だったというのはお笑いファンの中では共通の認識なのではないでしょうか。 そんな中で個人的にMVPを選ぶなら、ブラックマヨネーズです。 小杉の活躍は言うまでもなく、下半期以降は吉田もニブい光を放ちコンビとして見事なバランスを築いていました。 有吉は昨年も文句なしにMVPに推したとおりで、今年もまったく衰えのない切れ味で、各所に爪痕を残していきました。 他には、ビビる大木、博多大吉、椿鬼奴、ロンドンブーツ1号2号、近藤春菜などの活躍が目立ちました。 あと、今年はとんねるずが再びアクセルを踏み始めた感じで、やっぱりとんねるずが気を出すとスゴいということをまざまざと見せつけ

    2009年テレビお笑い界を振り返る(前編) - てれびのスキマ
  • 山里亮太・天才の公式(前編) 2009-12-17 - てれびのスキマ

    いよいよ、間近に迫った『M-1グランプリ2009』決勝。 その進出メンバーに返り咲いたコンビの中に南海キャンディーズがいる。 山里亮太の著書『天才になりたい』は、よく「売れなかった芸人」としてネタにされるが、それとは全く関係なく、中身はとても素晴らしいものだ。 「山ちゃん、時々おもしろいこと言うからお笑いやってみたら」 山里亮太が親友にそう言われてお笑い芸人を志したというのは、よく人から語られることだ。 普通人は「時々おもしろい」と言われたからってプロになろうとは思わない。 しかし、山里は、その「時々」をよりどころにすることで、自分にその才能を信じ込ませた。 そんないくつかの「時々」を集めてできた「偽りの天才」のの製作作業、こいつはすごい。なにがすごいってたいして自信がないものでも、周りからポロッと出た誉め言葉などで小さな自信を張っていってもらったり、些細なことをそこに結びつけたりする

    山里亮太・天才の公式(前編) 2009-12-17 - てれびのスキマ
  • 大江麻理子、「YES・NO枕」の意味を知るの巻- てれびのスキマ

    先日放送された『モヤモヤさまぁ〜ず2』の「下落合」の回では、いつも可愛らしい大江アナが、いつも以上の破壊的な可愛らしさを発揮していたので記録しておきたい。 公園に立ち寄ったモヤさま一行は、ここで毎回恒例の「とれ高サイコロ」*1を振ることに。 そのお題を紹介する大江。 悩み相談 YES・NO枕の意味が分かりません。大江さん教えてください。(小学生男子) 視聴者投稿にあったこのお題に対し大江は「私も知らない」と言う。 大江: 知らないです。 大竹: 知らないの? 大江: 全然知らないです。 三村: 「新婚さんいらっしゃい」見たことないの? 大江: あります、あります! 大竹: YES・NO枕出るじゃん。 大江: ぇえっ!? 三村: 枕をプレゼントしまーす。みたいのあるじゃん。 大江: あ!プレゼントであるんですか? 大竹: じゃあ、出たら教えてやるよ。 大江: あ、そうしましょ。 2投目でその

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  • テレビ名シーン採録:博多大吉のあの頃の自分へ- てれびのスキマ

    「アメトーーク!」10月22日放送 「中学の時イケてないグループに属していた芸人‐完全版‐」 またしても、博多大吉が的確なエピソードチョイスと類まれなる言語感覚を発揮して圧倒的な存在感を放っていた。 「うちの地区のラジオ体操が崩壊しちゃった」やら「掲示板的役割」などといった話題の後、「自分がイケていた瞬間」として3年間がんばったバスケ部最後の大会を挙げる。 その地区の強豪だった大吉のチームは、試合序盤で大差をつけ試合を決める。 そうして試合を決めた後は、2年生の経験の場と、3年間試合出場経験がなかった大吉の「思い出作りに充てられ」たという。 僕は「捕虜」ってあだ名*1が独り歩きしてますけど、あれは他校(の生徒が)つけたあだ名で、ホントは「イソップ」って呼ばれてたんですね。 ちょうど「スクールウォーズ」が大ブームで、ずっとイソップがんばって、途中で亡くなってしまいますけど。 うちのキャプテン

    テレビ名シーン採録:博多大吉のあの頃の自分へ- てれびのスキマ
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    popup-desktop 2009/10/26
    「そして、24歳の頃、「生まれつき左の尿管が曲がっている」という日本で4例目の奇病が発覚する。」
  • 「splash!!」にコラムを書きました- てれびのスキマ

    すでにこちらのニュースでご存知な方も多いかと思いますが、いよいよ「splash!! vol.2」が発売になります。 お笑いファン大絶賛の特集内容で、これを言うと、逆に書の期待値を下げてしまわないか心配ですが、実は僕もいくつか短いコラムを書かせていただきました。 「splash!!」は、vol.1もものすごい濃い充実の内容*1でした。 ですから、vol.2の発売を心待ちにしていたんですが、原稿のご依頼が来たときには飛び上がって喜びました。いや、その喜びは、vol.2の発売を知ったからです。しかもその特集の概要を聞き、まさに期待を裏切らないコンセプトで興奮しました。 と、同時に震えました。原稿のご依頼は嬉しいけど、「splash!!」のクオリティに見合うようなものが書けるのか、という不安に。でも、念願のお笑い誌に書けるその嬉しさとやりがいの方が大きくて、ありがたくお引き受けさせていただきまし

  • 「マツコの部屋」というカオス- てれびのスキマ

    今期いくつかの新番組が始まりましたが、その中でも異彩を放っているのがマツコ・デラックスが出演するフジテレビの「マツコの部屋」。*1いい感じにふざけてます。 実際の映像を見てもらうのが一番ですが、今のところネットの中を探しても無かったので、どこまでその魅力が文字で伝わるかは分からないけど書き起こしてみたいと思います。 何もない部屋の中央にひとり座らされているマツコ。 その部屋の隅にスタッフがひとり。その男に向かい口を開くマツコ。 なに、しゃべろっていうのよ、私に? ていうかあんた誰よ? 「僕はディレクターの池田と申します」と自己紹介するスタッフ。 マツコ: 「マツコの部屋」でしょ? ゲストとかは? 池田D: すみませんゲストの方はいないんです。 マツコ: じゃぁ、私一人で喋るの? 池田D: あのトークのきっかけになるようなVTRだけは用意してあるんで。それ見てちょっと斜めのトークでお願い出来

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  • 立川談志の業- てれびのスキマ

    立川談春による名著「赤めだか」には以前も紹介したとおり、印象的なエピソードが満載だが、彼の初めての立川談志体験の模様も当然描かれている。 それは中学生の時。同級生たちと上野鈴へ落語を聴きに行くという企画があったという。 そこに登場した談志は、他の芸人とは明らかにオーラが違っていたという。 その高座の枕で談志は以下のように語ったという。 落語っていうのは他の芸能とは全く異質のものなんだ。どんな芸能でも多くの場合は、為せば成るというのがテーマなんだな。一所懸命努力しなさい、勉強しなさい、練習しなさい。そうすれば必ず最後はむくわれますよ。良い結果が出ますよとね。 そこで、談志は「忠臣蔵」を例に出す。普通の芸能では当然、四十七士が主人公だ、と。しかし、赤穂藩には家臣が300人近くいた。つまり、他の250人ほどの家臣は、敵打ちにいかなかった。逃げちゃった。47人やその親族は尊敬をされただろう。一方

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  • テレビ名シーン採録:土田「太田さん、死なないでください」 - てれびのスキマ

    いまだに受け入れがたい事ですが、「爆笑問題の検索ちゃん」が25日の放送をもって、最終回となってしまいました。 最終回は、「最後だからぶっちゃけますSP」と題して、番組常連のゲストが、爆笑問題に対し、言いたいことを発表する形式で番組が構成されていました。 そこでは、収録を長くしている要因のひとつは実はウーチャカ(田中)だった、と明かされたり、友近が毎度の太田のムチャぶりがきつかった、と最後に太田のフリに乗らなかったり、伊集院が爆笑問題が何で売れたか分からない、と疑問を呈したり、最終回にもかかわらずかなりの時間を割いて、田中のうんこ漏らしの件を語ったり、といつもと変わらぬいい雰囲気で番組が進んでいました。 そんな中で特に印象的だった「我が愛しのお兄ちゃま」こと土田の言葉を惜別の想いをこめて書き起こしておきたいと思います。 土田の「爆笑問題に言いたいこと」の答えとして書かれたのは「特にないです…

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  • 草野仁が明かすオウム報道- てれびのスキマ

    間もなく最終回を迎える「草野☆キッド」は「さよならスペシャル」と題し、草野仁の人生を自ら語り振り返っていた。 その中で彼が長く司会を務めた「THEワイド」での「オウム報道」について、当事者ならではの臨場感あふれる語り口で話していた。 長くやりました昼の番組の「THEワイド」っていうのはですね、他のどんなニュース番組にも、あるいはどんな情報番組にも負けなかったと思うのは、やっぱり「オウム報道」なんですね。 1995年3月20日に地下鉄サリン事件が起きるんですが、伏線は当然その1年前の松サリン事件です。 すぐに取材を開始して、当時、みなさん覚えてらっしゃるでしょう? あの近くに住んでいた河野義行さんが怪しい、と。 でも、そこに使われて、何人かの命を奪ったのが化学兵器のサリンである、と。 そういうことが分かった瞬間、これはもう、河野さんの(個人でできる)レベルじゃないから、河野さんは疑いの対象

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  • 堀井雄二が語る『ドラゴンクエスト』の魅力 - てれびのスキマ

    8月20日に発売された「オトナファミ 9/24号」は、「カリスマエンタの創り方」と題して、松人志や浦沢直樹などのクリエイターに創作法をインタビューしている。そんな中で、『ドラゴンクエスト』シリーズなど数々のヒットゲームを創作した堀井雄二のインタビューが特に興味深かった。 これぞ『ドラゴンクエスト』だ、という要素は? と問われた堀井は以下のように語っている。 懐の深さですね。例えば『ドラゴンクエスト』の基姿勢は、ある程度の“ズル”を許容範囲だと考えて作っているんですよ。『2』の福引所とかそうですが、福引券が当たったら売ってお金にしたり。人間って自分で発見した“ズル”がうまくいくと燃えるんですよよね(笑)。メタルスライム狩りだったり、そのこと自体にも思い入れが出来て、やる気になっていく。『9』でも、マルチプレイを利用すれば、来ならストーリーを進めないと手に入らない強い武器を買えたりします

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  • 鳥居みゆきの虚言の果て - てれびのスキマ

    先日放送された「ナイナイプラス」の鳥居みゆきゲストの回は、こちらの『鳥居みゆきの「除霊体験」〜出したらおどろいた〜(はてなテレビの土踏まず)』でも紹介されているとおり抜群に面白かった。 過去、鳥居みゆきがメインで出演した番組の中でも屈指の出来ではなかっただろうか。 ところで、その番組の最後に一瞬告知されたのが、鳥居みゆきによる短編小説集「夜にはずっと深い夜を」の発売。 劇団ひとりから始まった芸人小説出版の流れは、千原ジュニアや品川ヒロシの自伝的小説のヒットで加速し、やや静かになったものの現在も渡部健の「エスケープ!」や板倉俊之の「トリガー」といった自伝的小説ではないフィクションを書く傾向も復活してきた。 そんな中で、個人的に真打と思えるのが鳥居みゆき。 彼女には是非、小説を書いてほしいと思っていたので、遂にこの時が来たか、という感じ。 安部公房が好き、と公言する彼女がどのような物語で、ど

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    popup-desktop 2009/08/04
    ふっふー。
  • 笑福亭鶴瓶が自然体でいられる理由- てれびのスキマ

    もし「現在、現役のお笑い芸人の中で、最も凄いのは誰か?」と訊かれたら、僕は迷わず、笑福亭鶴瓶と答えると思う。 そんな鶴瓶を特集した「SWITCH(2009年7月号)」はここ最近数多く発売されたテレビ、お笑い関係の書籍の中でも出色の出来だった。 この特集の中で繰り返し語られるのは、鶴瓶の人心掌握術、あるいは人間力の凄さだ。 冒頭から描写されるエピソードも実に鶴瓶らしい。 密着取材中、携帯電話にかかってきた電話の相手は、「家族に乾杯」のロケで出会った素人。 独特の丁寧なトーンで対応し、「さきほど録らせてもらった映像は、僕が責任を持ちますので安心してください」と言って電話を切る。 他にも、30年くらい前、大阪でロケをしたとき、トイレを借りた時に知り合った美容室の人とのいまだに途切れることのない交流も語られている。 そうやって、人との出会いを大切にしている彼は「特産物が送られてくる。そのお礼を送る

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  • 関根勤の妄想力 - てれびのスキマ

    先日発売された「お笑いパーフェクトBOOK」に掲載されている伊集院光と関根勤の対談では、関根が以前から繰り返し語っている「妄想」の素晴らしさを改めて語っていた。 「妄想はお金のかからない最高の娯楽」と言ったのはタモリであるが、この対談では、関根勤が、妄想を最高の娯楽にする極意を明かしている。 ポイントは3つある。 妄想は常にポジティブで 伊集院光は、自分の悪い癖として「妄想し始めると怖いほうへと最終的に行っちゃう」という。「ネガティブな方向にふくらむ」のだと。 しかし、関根は全く違う。 例えば、現実で「が僕のことを褒めない」と嘆く。しかし、関根はそこから、「どうして僕のことを褒めないのかな」と考えだし、逆に「もし付き合ってる頃から女房に褒められ続けたら」と妄想を展開していく。 男って一番身近な人、とか恋人に褒められたいものでね。褒められたら僕は、東洋進出していたはず。でもさすがに世界ま

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  • マツコ・デラックスの洞察力- てれびのスキマ

    7月6日に放送された「しゃべくり007」にはマツコ・デラックスが出演。 この番組を「近年稀に見るやりたいことやってる番組」と称し、なぜかメンバーとぶつかり稽古をするなど、ノリノリのマツコ。 そんな中、マツコは、上田晋也にゲイの匂いがするのかと問われたことをきっかけに、しゃべくりメンバーの印象を以下のとおり語っていた。 上田晋也 ゲイではないけど、変態度合は高い人だと思う。 上田さんが一番狂気性は感じる。 上田「俺はホントにあっさりしたもんよ」 有田「開発されてないだけよ」 徳井義実 もはや清々しいじゃない。変態なこと言っても。 変態は変態だけど、ちゃんと放送コードにのる範囲の変態よ。 名倉潤 一生(性を)見せないと思う。 当は変態だっとしても絶対に見せないと思う。 堀内健 スゴい人だよね。多分、変態とかそういうレベルじゃないと思う。 人としてちょっとステージが違うと思うわ! 色んな意味

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  • 2009年上半期のお笑いTVを振り返る- てれびのスキマ

    2009年ももう半分が過ぎましたので「てれびのスキマ」的にテレビのお笑い界隈を振り返ってみたいと思います。 MVP ・まずMVPは『お試しか』の「帰れま10」を筆頭に各所で活躍したブラックマヨネーズ。 特に小杉は、ひとついじられれば、ほぼ確実にその数倍のツッコミと笑いを必ず返す。彼らがいない時にもよく名前が挙げられるなど、周りの芸人たちからの信頼の厚さが伺えます。 ・次点は、昨年の「てれびのスキマ」的MVPの有吉弘行。特に上半期前半の大活躍は凄まじく、やや落ち着いた感のある現在も抜群の安定感と切れ味で、孤高の「お笑い(テレビ)批評芸人」として当分活躍してくれるでしょう。さらに「ゴッドタン」「ホリさまぁ~ず」などで見せる大喜利的な能力も高く、意外と*1「何でもできる」使いやすいタイプであることもポイントが高いのではないでしょうか。 ・他に印象的だったのは「しゃべくり007」や「侍チュート」と

    2009年上半期のお笑いTVを振り返る- てれびのスキマ
  • タモリたちの同窓会 - てれびのスキマ

    日放送された『題名のない音楽会』では「山下洋輔トリオ〜40年目の同窓会〜」と題して山下洋輔、坂田明、森山威男が集まり旧交を温めていた。 そして、彼らが生み出した最高傑作であるタモリもゲストとして登場した。 山下さんは同じような年代なんですけど、これ前の年代と線が隔絶されてるんですよ。僕がお笑いの世界に入ったときに僕より上の世代の人は一人として私を認めなかった。「わからない」っていうのもあるんでしょうけど。だから、必然的に俺たちの世代は、自分たちので何かを考えだして、楽しむしかないんですよ。 それがどういうわけか、我々以下の世代にはすごいうけたんですよ。 と、タモリは当時の状況を述懐した。 そして、話題は、あの有名な「タモリが発見される」エピソードに移る。 これは何度となく色々なところで、色々な人が語っていることであるが、まさに当事者であるタモリと山下洋輔トリオが揃って、それを語るという場

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  • タモリの「生」論 - てれびのスキマ

    SWITCH(009年7月号)』では「鶴瓶になった男の物語」と題して、笑福亭鶴瓶を特集している。 この特集は当に充実していて、非常に読み応えがあるもので、お勧め。 特に、そこに語られる鶴瓶の逸話の数々は、その人格をありありと浮かびあがらせ、鶴瓶の一言一言はどれも名言ばかり。 これらについては「てれびのスキマ」でもいずれ記事にしたいと思っているが、まずはその特集の中で、鶴瓶に対してタモリが語ったインタビューのうち、鶴瓶とは直接関係ないものの、「いいとも!」、あるいは生放送の魅力について語った一文を紹介したい。 「いいとも!」は僕と鶴瓶を含めた出演者全員が、生放送の新鮮さを能的に意識していると思います。予定調和だけだったら、生でやってる意味はない。テレビというのはいろんな考え方が成立する奥深さがあるので、これもあくまで僕の考え方ですけど、たとえば僕は裏側とかスタッフを見せたりする笑いには

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  • 気になる本 - てれびのスキマ

    例によって太田出版の3冊。 「クイックジャパン」(84号) クイック・ジャパン84posted with amazlet at 09.06.09岸田繁 峯田和伸 渡辺大知 黒木メイサ 太田光 伊集院光 南沢奈央 松尾スズキ 太田出版 売り上げランキング: 3352 Amazon.co.jp で詳細を見る 【FEATURES.1】 特集 『色即ぜねれいしょん』 ◆[鼎談]岸田 繁(くるり)×峯田和伸(銀杏BOYZ)×渡辺大知(黒チェルシー) 「ロックの遺伝子」 ◆「渡辺大知、18歳。ロックンローラー。童貞。」 【FEATURES.2】 徹底特集 いま、ラジオは。 ◆20,000字ロング対談 太田 光×伊集院 光 「解放区の、その先へ」 ◆『サイキック』の星を継ぐもの 角田龍平(『オールナイトニッポンR』パーソナリティ)インタビュー ◆[鼎談] 池田卓生(TBSラジオ『JUNK』『JUNK

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  • お笑いを語るということ - てれびのスキマ

    最近は有吉弘行を筆頭に、お笑い(orテレビ)批評をそのまま芸に昇華させた芸人の活躍*1が増えています。個人的にこの傾向は嬉しい限り。 「現代漫才論序説 〜M−1から見る漫才の現在形」 そんな中で、現在お笑い批評そのものを展開している芸人の代表格のひとり、東京ポッド許可局などで活躍するサンキュータツオ。 そのサンキュータツオとライターの大山くまおがとっても興味深いイベントをやるそうです。 すでに一大コンテンツとなり、メディアを席巻し続ける「お笑い」の世界。その嚆矢であり、ビッグバンともいえる「M−1グランプリ」を通して漫才の現代形を考察します。インタビューや感想文ばかりで、映画音楽、演劇など他ジャンルに比べても脆弱な「お笑い」についての格評論の試みです(大山くまお)。 ●「M−1グランプリ」が漫才に与えた影響とは? ●“M−1のフィギュアスケート化”とは何か? ●なぜNON-STYLEが

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  • 太田光が本当に守りたいプライド - てれびのスキマ

    爆笑問題が「不発の核弾頭」として一世を風靡した番組といえば、言うまでもなく「タモリのボキャブラ天国」だ。 こういったネタを実は田中が作っていたというのは、お笑いファンの間では有名な話だと思う。 「ダジャレはつまらない奴ほど上手い」という太田の言葉とセットでもう何度も聞いた話だが、やはり初めて聞いた時は大変驚ろいた。 5月8日放送の「検索ちゃん」でも、その話をしていて、話を振った*1次長課長河も含め、会場中が驚いてどよめいていた。 またこの話か、と思ったが、この日の話には続きがあった。 それは 前フリは太田が作っていた。 というもの。 例えば、上の動画の3つ目のネタでは「消えろ」を「ピエロ」とボキャブるのを考えたのは田中で、その前の“結婚を申し込むサーカス団員の田中、それを許さない父親(太田)、土下座する田中”という流れは太田が作ったということだろう。 土田はそれを「もう何百回と聞かされた

    太田光が本当に守りたいプライド - てれびのスキマ