デザイン思考をいかに実践するか。その大きな課題を解決してもらうべく書かれたのが、スタンフォード大学の機械工学デザイン科教授であるラリー・ライファー氏を始めとした専門家による『デザインシンキング・プレイブック』(翔泳社)だ。今回、本書からデザイン思考を活用するうえで要となるユーザーのニーズを発見する方法について紹介する。ピーターとプリヤというペルソナが登場し、彼らの課題に沿って方法論が解説されていく。 登場人物(ペルソナ):ピーターとプリヤ ミュンヘン工科大学卒業後、ピーターは電気通信、IT、メディア、エンターテインメントなどの業界でいろいろな仕事を経験してきました。そして5年前、ミュンヘンからスイスへの移住を決意しました。スイスのロケーションと充実したインフラに惹かれてのことです。ここでピーターは未来の妻プリヤと出会い、結婚して2年になります。 プリヤはチューリッヒにあるGoogleのコー
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