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ブックマーク / inyou.hatenablog.com (23)

  • 2020年の「テレビ」を並べる - 飲用てれび

    2020年もテレビをたくさんみました。そんなテレビを振り返る意味で、2020年のテレビで見聞きした「テレビ」という言葉を含む発言を並べてみました。 テレビ番組の書き起こしをしている自分のツイッター(@inyou_te)を「テレビ」で検索して、編集したものを羅列しています。毎年やっている企画です。 予期せぬコロナ禍に見舞われたテレビの中の「テレビ」をめぐる群像劇。矛盾したり予期せぬところでつながったりする言葉をただただ時系列順に並べることで、テレビのいろんな側面が浮かび上がってきたら。そんな狙いがあったりします。 ということで、以下、ご長寿からバーチャルユーチューバーまで、2020年の「テレビ」を並べる。敬称略で。もちろんバラエティ方面や芸人方面への偏重などいろいろバイアスありで。 出川哲朗「いまYouTuberの人たちどんどんテレビ出てるもんね。あの、あの……カテキン」 『笑神様は突然に…

    2020年の「テレビ」を並べる - 飲用てれび
  • 2018年の「テレビ」を並べる - 飲用てれび

    2018年のテレビでみかけた「テレビ」に関する言葉の羅列。テレビの書き起こしをしている自分のツイッターから「テレビ」というワードを含んでいる2018年のツイートを抜き出して、少し間引いて編集してただただ並べるエントリー。 1か月ぐらい前に「死」というワードで同じようなことをやってみたのだけれど、毎年やっている「テレビ」の方も、こちらはこちらで続けておきたい。 inyou.hatenablog.com inyou.hatenablog.com ということで早速、2018年の「テレビ」を並べる。時系列で、敬称略で。もちろんいろいろバイアスありで。 藤田晋「最近の傾向として、クレームを言う人がテレビだけじゃなくてスポンサーに行くようになってきたんですよね。これが結構キツくて。そのことを考えると、やっぱりスポンサー頼りのテレビっていうのはもう限界だと考えてまして。それ以外のかたちで収益をあげる」

    2018年の「テレビ」を並べる - 飲用てれび
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    popup-desktop 2019/01/04
    今年も良きまとめでございました。
  • テレビの「死」を並べる - 飲用てれび

    毎年やっている企画記事の派生版。テレビの書き起こしをしている自分のツイートを特定のワードで検索して、出てきた言葉を少し編集してただただ並べるエントリー。 inyou.hatenablog.com これまでは「テレビ」と検索した結果を並べてきたのだけれど、毎年続けているとついつい「テレビ」を含んだ言葉を探しながらテレビをみている自分がいたりして、それはそれでなんだかな、と思ったので、試しに別のワードでもやってみることにする。 ということで、今回はテレビの「死」を並べる。2013年ごろからの「死」を含むテレビの言葉を並べてみる。時系列で、敬称略で。もちろんいろいろバイアスありで。 古美門研介(堺雅人)「人という字は、人と人とがお互いに支えあってできているわけではありません! 一人の人間が両足をふんばって大地にたっている姿の象形文字です。人は一人で生まれ一人で生きていき一人で死んでいきます」 『

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  • 平成と『めちゃイケ』が終わる:先週みたテレビ(3月26日~4月1日) - 飲用てれび

    平成が終わる 来年には平成が終わる。テレビでは「激動の平成を振り返る」というような番組やコーナーがこれから量産されるのだろう。池上彰が解説したり、小島瑠璃子がいい質問をしたりする機会も増えるのだろうと思う。 流行ったファッションを振り返ってみましょうということで、小島瑠璃子がルーズソックスを履いたりアムラーになったりとかいうこともあるかもしれない。みちょぱがジュリセンを振ったりすることもあるかもしれない。石田純一が再現VTRに出まくると思う。岡夏生を目にすることは、まだしばらくないと思う。 あと、芸人で手相占い師の島田秀平が「平成線」とか言い始める、なんてこともあるかもしれない。どんな運勢の線か知らないけど。 先週30日の『全力!脱力タイムズ』のスペシャルでも、平成の終わりを前に、「語りつくせぬ多くのニュース」があった30年間の歴史が振り返られていた。当然のように、ねじれた感じで。 振り

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  • カタカナの色、ひらがなの温度:先週みたテレビ(3月19日~25日) - 飲用てれび

    カタカナの色 滝沢カレンはいまのところカテゴリやジャンルに括られていない。少し前なら「おバカ」と括られたかもしれない。他のタレントなら「ハーフ」としての側面がもっと前に出るかもしれない。でも、滝沢の場合はそういったカテゴリで捉えられることはあまりない。 そんな滝沢は言う。漢字には気配があり、色がある。しかし、カタカナには気配がなく、色がない。 滝沢「を読んでるときにカタカナが出てくると、色のなくなった世界をみてるようになっちゃうんですよ。漢字とかだと、森があって緑があって赤があってとか思えるんですけど、カタカナになった途端、気配を消されたような。色のないものを読んでるイメージ」*1 なるほど、芸能人の特徴を漢字4文字(四字熟語)で的確に表現する批評性を帯びた滝沢カレンの「芸」は、共感覚の持ち主がときに特異な才能を有しているように、漢字から色を受け取る感覚に補われているのかもしれない。 漢

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  • 食レポと自由:先週みたテレビ(3月12日~18日) - 飲用てれび

    わかりやすさと単純化 わかりやすさと単純化はちがう。そんな話を、先週17日放送の『100分deメディア論』で聞いた。 毎週月曜日に放送されている『100分de名著』の特別版であるところの、今回の『メディア論』。4人の識者とともに、メディアに関わる4冊のを読み解いていった同番組は、メディアと社会の関係についての普遍的な話、「空気」による支配や屈折したオリエンタリズムといった特殊日的な話に加え、文書の書き換え問題であったりとか、それを伝えるマスコミのあり方であったりとか、そういう現下進行中の状況とシンクロするような内容もあり、とてもおもしろく刺激的だった。 そんな番組のなかで、思想史を専門とする中島岳志は次のように言う。「わかりやすさと単純化を、はき違えてはならない」 中島「わかりやすさっていうのは、人間の非常に複雑ないろんな営みを、丁寧に解き明かしていくこと。それを単純化と履き違えて、A

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  • 高い系をデトックスする:先週みたテレビ(3月5日~11日) - 飲用てれび

    YOUがデトックスするもの いわゆる「意識が高い」話題をストレートに受け取るのは抵抗がある。けれど、意識の高さを揶揄する方向に意識が高いことにも違和感があったりする。でもやっぱり、意識が高い話題には抵抗がある。 生き生きとした仕事だったり生き方だったり、そういう意識が高い話題を扱う番組ではしばしば、そんな人(意識の高さにも敢えての低さにも違和感を覚える人)をも武装解除させるタレントが起用される。たとえば、YOUとか。 ちょっと斜めな角度からの批評眼。それに加えて、映画監督の是枝裕和も「年下なんだけど、センスのいいお姉さん」と評する、センスの良さ、のようなもの*1。あるいは、『ねほりんぱほりん』でモグラのぬいぐるみの姿を借りて時折みせる、良識的かつ現代的な道徳観、のようなもの。 意識の高い話題はそのようなYOUにより、斜めからのツッコミが入って一旦脱臼されるとともに、意識の高さが来まとって

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  • 言葉を隠す、言葉で隠す:先週みたテレビ(2月19日~25日) - 飲用てれび

    「朝ご飯」という言葉を隠されていた森三中・黒沢 言葉は世界を区切る。言葉を知ることは、新しい世界の区切り方、つまり新しい世界のかたちを知るということ。言葉を知らないことは、あり得たかもしれない世界のかたちを知らないということ。 先週20日(朝日放送)の『激レアさんを連れてきた。』での話。森三中・黒沢は中学1年生になるまで「朝ご飯」を知らなかった。黒沢家の朝は毎日、両親はコーヒー1杯、黒沢はスポロン1だった。 中1で初めて「朝ご飯」という言葉を知ったときは、なんて「卑しい人間」がいるんだと思った。なぜなら黒沢にとって、とは性のことだから。朝から性欲を貪っているだなんて。「言うなれば私からしたら(朝ご飯をべている人は)性欲むき出しなわけですよ」。 「朝ご飯」という言葉を知った黒沢は、「朝ご飯っていうのがべたい」と母親に頼んだ。すると母親は「バレた?」と笑った。 そんな黒沢のエピソードを

    言葉を隠す、言葉で隠す:先週みたテレビ(2月19日~25日) - 飲用てれび
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    popup-desktop 2018/03/04
    「だがそのツッコミの言葉が、別様にあり得たかもしれない「おもしろい」をときに隠すこともある」
  • 2017年の「テレビ」を並べる - 飲用てれび

    2017年のテレビでみかけた「テレビ」に関する言葉の羅列。テレビ実況が中心の自分のツイートを「テレビ」で検索して、出てきた言葉をピックアップして編集して並べるという作業の結果。 今回で7回目の企画記事です*1。例年、半年に1回の企画だったのですが、2017年はテレビ視聴が滞っていたので、1年まとめて。あと、今回はインターネットテレビも含んでいます。 個人的に視聴した範囲に限られるのでもちろん偏りがあるのですが(特にバラエティ方面に)、発言者も番組も異なる言葉のあいだになんとなくある、矛盾も含んだつながりがおもしろい気も。テレビが語る「テレビ」のトートロジーとパラドクス。 では以下、時系列で、敬称略で。一般の主婦から横綱(当時)まで。 古舘伊知郎「(昔は)テレビの放送コードがちがう時代でしょ。毒を含んだ笑いとか平気でやれてた時代でしょ。今は放送コードとかコンプライアンスとかいろんな言葉ができ

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    popup-desktop 2018/01/05
    年に1度の超力作。今年もよろしくお願いします。
  • 司会者について:先週みたテレビ(4月17日~23日) - 飲用てれび

    『今夜くらべてみましたSP』(4月19日) 井田由美アナ「アナウンサーってそれ自体はおもしろい人間じゃないんですよ。おもしろい人からおもしろい話を引き出す役割だから」/『今夜くらべてみましたSP』4/19 — 飲用 (@inyou_te) 2017年4月21日 アナウンサーの仕事の主軸がニュースを伝えることだとして、 では、アナウンサーはバラエティ番組で何をしているのか。 日テレの最年長・最長キャリアのアナウンサーであるところの井田由美アナが、 先週の『今夜くらべてみましたSP』で言っていたことをふまえると、 上の問いに対する答えは次のようになるだろう。 アナウンサーは「おもしろい人からおもしろい話を引き出すこと」をしている。 他方、かつて井田アナと同じ日テレに所属し、現在はフリーで活躍している夏目三久。 いまや報道番組やバラエティ番組などで司会の役割を務めることも多い。 そんな夏目は先週

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  • 先週みたテレビと『カルテット』(3月6日~12日) - 飲用てれび

    『カルテット』(3月7日) 「誰でもない女ですね」/『カルテット』 — 飲用 (@inyou_te) 2017年3月7日 ドラマ『カルテット』が放送される前、 事前番組とか番宣とかで、 「このドラマはラブサスペンスです」 というような説明がされていた*1。 でも、先週で第8話の放送を終えたこのドラマは、 さて、どのようなジャンルのドラマなのか、ぼくにはちょっとよくわからない。 たしかにサスペンスのようであり、恋愛もののようである。 でも、コメディでもあり、社会派でもある。 日常系でもあり、青春群像でもあり、家族ものでもある。 演技派のドラマでもあり、アイドルのドラマでもあり、ノーパンポルノでもある。 張り巡らされた周到な伏線と印象的なセリフ、 誰もが知るものだったり知る人ぞ知るものだったりする固有名詞、 画面と音声の隅々に用意されている無意味なようで有意味な情報、 そして松たか子をはじめと

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  • 逃げるについて:先週みたテレビ(2月13日~19日) - 飲用てれび

    『カルテット』(2月14日) 「人間関係ってどれもズボン履いてるけどノーパンみたいなことじゃないですか」/『カルテット』 — 飲用 (@inyou_te) 2017年2月14日 ある社会学者ののなかに、 いまはリアルから虚構へ逃げ込む「現実からの逃避」ではなく、 より強烈なリアルを求める「現実への逃避」が広範囲でみられるようになってる、 みたいな現状把握があったと思う。 あまり理解していないので正確じゃないかもしれないし、 正確であったとしてもぼくにはその理路を説明できないのだけれど。 だけどたとえばテレビのなかでも、 若手の芸人に収入を言わせるのがなんだかトレンドだし、 人気MC坂上忍の口癖は「オマエだってやることやってんだろ」だったりするし、 「よりリアルなもの」への志向は一定支持されていたりするような気はする。 それが逃避かどうかはともかくとして。 で、「逃避」と言えば、『逃げるは

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  • 2016年後半の「テレビ」を並べる - 飲用てれび

    2016年後半(7月~12月)のテレビでみかけた「テレビ」に関する言葉の羅列。要は、テレビ実況が中心の自分のツイートを「テレビ」で検索して、出てきた言葉をピックアップして編集して並べるという作業の結果。2014年から始めたこの企画記事も今回で6回目となりました*1。 個人的に視聴した範囲に限られるのでもちろん偏りがあるのだけれど、発言者も番組も異なる言葉のあいだになんとなくある、矛盾も含んだつながりがおもしろい気が。ということで、私は好きにみた、君らも好きにみろ*2。7月から順に、敬称略で。 野沢直子「今朝ちょっとテレビみてたら、なんかDJ KOOがすごいおじいちゃんになったなって思いました」 『5時に夢中!』2016年7月1日 モモコ「私が18歳で吉に入ってデビューして以来、1回もテレビのレギュラーを無くしたことのない、売れ続けてるハイヒールモモコでございます」 『新発見!右に出るTV

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    popup-desktop 2017/01/03
    半期に一度のお楽しみ。圧巻。写真のチョイスも絶妙。
  • 山田隆夫がバンザイしなかった日にバンザイした人たち:先週みたテレビ(7月4日~10日) - 飲用てれび

    『笑点』(7月10日) 昇太「さ、続いて、ああ見えても2度も結婚してるこのかたのごあいさつ、どうぞ」 山田「よい子のみなさーん、なぞなぞでーす。冷たいかき氷をべちゃいけない週、いや、曜日は何曜日ですかー? え? 答えは、頭がキーン曜日…」 たい平「動揺してる」 山田「なんでカミさんのこと言うんだよ」 — 飲用 (@inyou_te) 2016年7月10日 参議院選挙の投票日だった先週日曜日。 当選してバンザイできた人たちがいて、 落選してバンザイできなかった人たちがいた。 そんななか、『笑点』の座布団運びもまた、バンザイできなかった。 以前の記事で触れたように、『笑点』の山田隆夫は大喜利冒頭のあいさつで、 ここ最近「バンザーイ!」と叫び続けてきた。 おそらくは番組の50周年を祝って続けていたことなのだろうけれど、 流れ的に「バンザーイ!」が不自然なあいさつのときも、 無理やり「バンザーイ

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    popup-desktop 2016/07/13
    「つまり、「人気投票」で当選したとされるタレントは、数多のタレントのなかでも「人気」を維持することができなかった人たち、「人気」の維持能力において疑問符が残る人たちなのではなかろうか。」
  • ◯、△、片桐はいり:先週みたテレビ(6月27日~7月3日) - 飲用てれび

    SWITCHインタビュー 達人達』(7月2日) 片桐「セリフ言うのが大嫌いなんですよ。変な話、セリフがいっぱいある台で、これいかがですかっていったら、もうその塊をみただけで『あっ、お断りします』って言っちゃうぐらいセリフ言うのが嫌いなんですけど。セリフをもらって、ここだけで表現するっていうのが、すごく窮屈な感じがする」 — 飲用 (@inyou_te) 2016年7月3日 甲野「ホントに片桐さんって誠実な方ですよね。いままでずいぶんいろんな人に会ったけど、片桐さんぐらい誠実な人って片手いないですよ」「誠実が才能になってる人ってものすごく珍しい。誠実はふつう才能じゃないですから」/『SWITCHインタビュー』7/3 — 飲用 (@inyou_te) 2016年7月3日 先週2日の『SWITCHインタビュー』で、 俳優の片桐はいりと古武術家の甲野善紀が対談。 セリフが嫌いだという俳優を、古

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    popup-desktop 2016/07/08
    「批判に対する備え付けの防波堤はない。個人でプロテクトしないといけない。よって、ネットでは発言が慎重になる。自主規制が増える。不自由になる。防波堤があるテレビのほうが却って自由に発言できる。」
  • 2016年前半の「テレビ」を並べる - 飲用てれび

    2016年前半(1月~6月)にテレビでみかけた「テレビ」に関する言葉の羅列。要は、自分のツイートを「テレビ」で検索して出てきた言葉をピックアップして並べて編集するという作業の結果。過去のはカテゴリーから飛んでください。 個人的に視聴した範囲に限られるのでもちろん偏りがあるのだけれど、発言者も番組も異なる言葉のあいだになんとなくある、矛盾も含んだつながりがおもしろい気が。テレビが伝えるテレビの余分と、テレビが伝えないテレビの余白。ということで、以下、1月から順に、敬称略で。 小泉今日子「(昔は)テレビの演出家のかたでも厳しいかたがたくさんいて、ホントに下手くそだとか、そんなことは普通に言われてました」 薬師丸ひろ子「声とかね。発声もそうだし、言葉の聞き取りやすさとか」 小泉「音声さんもみんなで」 薬師丸「みんながどっかこう、お父さんみたいな」 小泉「そうですね。厳しくも優しくもあるっていう感

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    popup-desktop 2016/07/04
    半期に一度のお楽しみ。差し込まれるスクリーンショットかいちいち可笑しくて素晴らしい。
  • アメとお茶の間:先週みたテレビ(5月30日~6月5日) - 飲用てれび

    『鶴瓶の家族に乾杯』(5月30日) 鶴瓶「実はですね、ここで発表せなアカンことがあるんですよ。農家さんとこに、1人で行っていただきます」 市原「なんで? ウソでしょ? アメあげるから」/『家族に乾杯』5/30 — 飲用 (@inyou_te) 2016年5月31日 先日のこと。近所を歩いていたら、目の前でおじいさんがこけた。 周辺にいた5~6人がみな心配しておじいさんの周りに集まった。 気づいたら、ぼく以外は全員高齢者だった。うち2人は手押し車を押していた。 なるほど、これが高齢社会。 *1 先週30日の『家族に乾杯』のゲストは市原悦子だった。 北海道は厚沢部町というところを訪れ、独居の高齢者、しかも男性のそれを探したりしていた。 で、周知のとおりこの番組では、 最初ゲストと鶴瓶が2人でまちを歩きまわり、そのあと単独行動になる。 けれどこの日の市原は、2人のときからずっと単独行動を拒否して

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    popup-desktop 2016/06/09
    「テレビの向こう側にいるイノッチは、高齢化し縮小する家族の、そのお茶の間にも座っている。テレビをみている人たちのお茶の間の一部は、ときにテレビのなかにある。」
  • 日本にはまだ松本明子を表す言葉がない:先週みたテレビ(1月25日~31日) - 飲用てれび

    SWITCHインタビュー 達人達』(1月30日) 金田一秀穂「『刺身』っていう言葉があることによって、日人はお刺身のおいしさを楽しめるわけですよね」/『SWITCHインタビュー』1/30 — 飲用 (@inyou_te) 2016, 1月 31 言葉は文脈のなかに置かれることで意味を成すけれど、 ひとつの言葉が文脈をひっくり返してしまうこともある。 先週30日の『SWITCHインタビュー 達人達』は、 漢字や日文化をネタにするピン芸人・厚切りジェイソンと、 テレビのなかの日語系クイズに欠かせない言語学者・金田一秀穂の対談だった。 そのなかで、金田一先生が言葉について、次のような話をしていた。 金田一「“死んだ魚の生の肉”っていうのはおいしくない。でも“刺身”はおいしい。おんなじものじゃないですか。でも、『これ死んだ魚の生の肉だよ』って言ったら、ボクらたぶんべない。(中略)で、それ

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  • 先週みたテレビの話をしながら、今週みたテレビの話をする:先週みたテレビ(1月11日~17日) - 飲用てれび

    『プロフェッショナル 仕事の流儀』(1月11日) 岡村隆史「すべてが全部がうまく回ってるときっていうのは、さほど、なんでしょう…テレビの向こう側の人って笑顔にできてないんじゃないかなっていう。なんか背負ってる、背負ってないと、満たされてたらダメなんやろなぁって思ったりするんですよね」/『プロフェッショナル』1/11 — 飲用 (@inyou_te) 2016, 1月 11 去年の10月26日に放送された『プロフェッショナル』の放送10周年スペシャルは、 ナインティナインの岡村隆史が3人のプロフェッショナル*1をたずねる旅をする、 という特別バージョンだったのだけれど*2、 先週11日の同番組では、そのスペシャル回の未放送トークがお届けされた。 そんな番組のなかで岡村の語ったことのひとつが、上に引用したもの。 「不安のなかに成功がある」と言う左官・挾土秀平との対談のなかで岡村は、 「すべてが

    先週みたテレビの話をしながら、今週みたテレビの話をする:先週みたテレビ(1月11日~17日) - 飲用てれび
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    popup-desktop 2016/01/26
    「けれど、ああいうストーリーに乗せられたとき、「5人の声を直接聞きたい」というようなメッセージは、まるで「ゾンビ」を召喚する呪文にされてはいなかったか。」
  • 2015年後半の「テレビ」を並べる - 飲用てれび

    2015年後半(7月~12月)にテレビでみかけた「テレビ」に関する言葉の羅列。要は、自分のツイートを「テレビ」で検索して出てきた言葉をピックアップして並べて編集するという作業の結果。下の3つは過去のやつ。 inyou.hatenablog.com inyou.hatenablog.com inyou.hatenablog.com 個人的に視聴した範囲に限られるので、バラエティ番組が大半だったりとか偏りがあるのだけれど、発言者も番組も異なる言葉のあいだになんとなくある、矛盾も含んだつながりがおもしろい気が。「テレビ」をめぐる文脈と文脈のあいだの文脈。ということで、以下、7月から順番に、敬称略で。 松嶋尚美「まったく来てないねん車。まったく来てなかったら(歩行者信号が)赤でも行ってええんちゃうのん?」 笑福亭鶴瓶「アカンアカン! テレビで言うたらアカンやん。テレビで言うたらアカンがな」 『きら

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    popup-desktop 2016/01/06
    半年に一度のお楽しみ超大作。時系列で並んでるだけなのに、一貫した何かを感じるような。