札幌市議会の議員がインターネットのツイッターに「アイヌ民族なんて、今はもういない」などと書き込んだことについて、22日の札幌市議会で、この議員に対する議員辞職勧告決議が賛成多数で可決されました。 議員は決議のあとも、辞職はしない考えを明らかにしました。 札幌市議会の金子快之議員は、先月11日、ツイッターに「アイヌ民族なんて、今はもういないんですよね」などと書き込み、当時所属していた自民党を含む各会派が「アイヌ民族との共生を進める政府の方針と相いれない」などとして撤回を求めましたが、応じていません。 こうしたなか、22日、開かれた札幌市の定例議会で、自民党を除く各会派が金子議員に対する議員辞職勧告決議案を共同で提出しました。 決議案では、「アイヌ民族の尊厳を踏みにじる差別発言であり、議会の信頼を大きく失墜させた」などとして金子議員にただちに議員を辞職するよう求めています。 本会議で採決が行わ