スタジオジブリの世界を再現した「ジブリパーク」(愛知県長久手市)が11月1日にオープンする。10月12日、メディア向けの内覧会が開かれ内部が初めて公開された。 現地では制作指揮を担った宮崎吾朗監督と愛知県の大村秀章知事が会見し、大村知事はスタジオジブリの作品を「現代日本が生んだ文化の最高峰」と表現。「人・生き物・地球に対する愛という意味で、愛・地球博とジブリは見事にシンクロする」「スタジオジブリのコンテンツがギュッと詰まったジブリパークを一日でも早くお見せしたい」と意気込みを語った。 宮崎吾朗監督はジブリパークの設立構想が生まれた5年前当時を振り返り、動機の一つが宮崎駿監督の“長編映画からの引退宣言”だったと話す。 その後、駿監督が長編映画の制作に復帰したこともあり、吾朗監督は「ところが相変わらず、また裏切られまして……」「ハシゴを外された気持ちでいっぱいなんですけれども……(笑)」とぼや