物理学者菊地先生が、ニセ科学に興味を持ったきっかけは、阪神淡路大震災の年に起きたオウム真理教事件。超能力を売り物にするカルトに、科学の専門教育を受けた人たちが多数含まれていました。科学技術省はオカルトを正当化するための科学を研究し、荒唐無稽のヘッドギアからサリンまで作り出しました。「なぜだろう?」 先生によれば、話題になったニセ科学として次のようなものがあります。 怪しい放射能対策/血液型性格判断/磁気水やふつうでない浄水器/マイナスイオン/波動と「水からの伝言」/ホメオパシーなど怪しい民間療法/ゲーム脳/EM菌/ゲルマニウム健康法・・・ あとで触れますが、数年前にブームだったマイナスイオンは、一流家電会社がこぞって参入した大スキャンダル。そこまでひどい話とは、知りませんでしたが・・・ ニセ科学ではありませんが、危うい議論になりがちなものとして、 「エネルギー問題(原子力発電、再生エネルギ
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