同社では、これまでもオープンデッキバスを使った東京観光バスサービス「スカイバス東京」を提供してきた。しかしスカイホップバスは、これとは一味違ったサービスになる。その最大の違いは、「乗り降り自由」なところ。日の丸自動車興業の富田浩安社長は、次のように説明する。 「米国などでは、観光用の路線バスに自由に乗り降りしながら観光を楽しむことを『ホップオン、ホップオフ』と呼んでおり、スカイホップバスの『ホップ』はここから取っている。気楽に乗り降りしながら、お客さまに東京観光をより自由に楽しんでいただくことを目指している」 海外の主要都市では、このように自由に乗り降りできる巡回観光バスは、観光客の足としてすっかり定着しているという。富田社長は、「東京においても、スカイホップバスでこうした観光スタイルを定着させていきたい」と意気込みを述べた。 使われるバス車両は、屋根を取り払った2階建てのオープンデッキバ