新型コロナウイルスの感染拡大に伴う現金10万円の一律給付を受けるためのオンライン申請について、東京 調布市と福生市は入力された情報の確認に時間がかかり給付が遅れるおそれがあるとして、受け付けや手続きを停止しました。オンライン申請を巡っては、同じような対応をとる自治体が各地で相次いでいます。 2つの市によりますと、オンライン申請では、同一人物による複数回の申し込みや情報の入力ミスが目立つほか、添付する振込先口座を確認する画像が読み取れなかったり、世帯主ではない人が申し込んだりする誤りも多いということです。 このため、一件一件住民票と突き合わせるなど確認作業に時間がかかり、今後、郵送で受け付ける書類での申請にも影響が出て給付自体が遅れるおそれがあるとして、調布市はオンライン申請の受け付けを停止し、福生市は申請があってもその後の手続きをいったん停止するということです。 調布市総務課の堀義幸副主幹