航空自衛隊に配備される米ロッキード・マーチン社の最新鋭ステルス戦闘機F35の製造ラインが22日、テキサス州フォートワースにある同社工場で日本の報道陣に公開された。配備1号機は23日に披露される。 空自はF35を2024年までに計42機取得する計画。同工場から4機が完成品として納入され、38機は三菱重工業の小牧南工場(愛知県)で最終的に組み立てられる。 工場では配線が複雑に張り巡らされた機体がむき出しになり、空自三沢基地(青森県)に配備される4号機には巨大なエンジンが積まれていた。 F35は先頭部の高性能レーダーで集められた情報が、搭乗員のヘルメット内部に表示され、状況を瞬時に把握できる仕組みだ。米軍と空自のF35同士による情報共有も可能で、広報責任者は「一体運用に優れる」と強調した。(共同)
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