ここ1週間ほどご無沙汰だったので,最近考えているをちょっと書きだしてみる. 最近は同じ研究室の院生の学振書類を手伝ったり,大学院入学希望者の小論文にアドバイスしたりと,人の書いた文書にひたすら赤を入れる日々だったのだが,やはり添削というのは難しい.まず第一には文章を書いた人間の意図を最大限汲み取り,一方では段落や文章の流れを整え単語の使い方を統一するためにバッサバッサとメスを入れ,原形をとどめつつも改善策を提示していかなければならない.ハッキリと論理的に指摘できる部分もあれば,「この言葉の使い方はなんかダサい」みたいな主観的な意見が入ることもある.個人的には徹底して型にはめて形式化された文章にすべきだというスタンスなのだが,逆に書き手の意図さえ伝われば,たとえ文章が全部ひとつなぎになっていようが口語的口調であったり文学的口調になっていようがそれでもいいという人も中にはいるわけで,あまり押し