父親とガールフレンドには、パスワードを他人に教えないようお願いし、友人2人には、僕が死んだあと、もしくは合理的に考えて死んだと思われるときに、父親とガールフレンドにビデオを渡すように伝えました。 この手段は、身近な人々との間に、何年もかけて築いた信頼があるからこそ可能です。僕は完全に自動化されたシステムを信頼していません。たとえば、音信不通になると任意の受信者に用意したメッセージを送れるサービス「Dead Man's Switch」を使ったことがあります。ですが、死んでいないにも拘わらず何週間、あるいは何カ月か姿を消すことだってありえるのに、Dead Man's Switchではその間に起動してしまうのです。 弁護士を雇うというアイデアもあります。遺言を書き、パスワードを渡し、死亡したときにのみ公開するように伝えるのです。こうすれば、パスワードは法的に守られることになります。 2.Goog