今年がどんな年だったか考えようとして、ここ一週間ぐらい色々考えて、書いては消し、書いては消ししてきたのですが、やっぱりこれは書いておかねばならんだろうと。 それは2006年は「オタク=萌えコレクター」という定義が世間的にも一般化した定義として確立した年だなぁということ。 「オタクとは何か?」というのは90年代からずーっと色々な人が定義してきましたが、一般化するには至りませんでした。 一般的にはまだ「オタク=宮崎勤」というイメージの方が強かったんじゃないかな? だから旧来のオタクたちはその悪いイメージを払拭するためにオタクの定義化に躍起になっていたのですが。 でも『電車男』の大ヒット以降、オタクの中の一部である「萌えコレクター」が「オタクのステロタイプ」としてマスコミに取り上げられ、その取り上げられたスタイルが「オタク」として一般的な定義になっちゃったんですよね。 つまり「オタク=萌えコレク
ノンフィクション作家。1961年、東京生まれ。中央大学大学院文学研究科修了、哲学専攻。エホバの証人信者の輸血拒否事件を追った『説得』(現代書館)で1989年講談社ノンフィクション賞を受賞。オウム真理教に実際に入って書いた『麻原彰晃を信じる人びと』(洋泉社)など、まず現場に行きそこでの体験を記述するという方法をとっている。著書には『萌えの研究』(講談社)『人格障害をめぐる冒険』(草思社)『マレー獏は悪夢を見ない』(扶桑社)『消えたマンガ家』(太田出版全3巻/新潮OH!文庫全2巻)などのほか、漫画家水木しげる氏との共著『水木しげるの大冒険』(扶桑社)『精霊の楽園オーストラリア』『幸福になるメキシコ』(いずれも祥伝社)などがある。編著としては庵野秀明『スキゾ・エヴァンゲリオン』(太田出版)、水木しげる『本日の水木サン』(草思社)などがある。
解離現象からみた「おたくとオウム」 斎藤 環 オウムと「妄想」 「おたくとオウム」を論ずる前提として、まず「妄想」問題について明確にしておきたい。オウム事件を語るに際して「妄想」の語がしばしば用いられた。いわく「教祖は選挙での敗北などから社会に対する被害妄想・誇大妄想をつのらせ、それがテロにつながった」云々。時にはほかならぬ精神科医がそのようにコメントしているさまに、筆者はつねづね違和感を抱いてきた。この犯罪的逸脱を自明のごとく「妄想」という語で説明すべきではないのではないか。われわれにはまず、そのように発言するいくばくかの権利と、あるいは責任があったのではなかったか。 なされるべきだったのは、たかだか教科書的確認にすぎない。例えばヤスパースに依るなら、彼らが抱いた「被害妄想」なるものは、およそ真性妄
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読んだ事無いんですけど、「電波男」って本にこんな事書いてあるんだって? だからまあ本当は、最初っからオタク同士で付き合うのが一番平穏だ。ただ、オタクといっても下手したら萌えオタクじゃなくて腐女子だったりする可能性が高いわけで、そうなるとまた別の意味でウンザリさせられるかもしれない。腐女子の話は長くなるから割愛するが、俺は、彼女らはいわゆる萌え系のオタクとはまったく異なる、絶対に分かり合えない別次元の人種だと考えている。 某所で上記文章のコピペ見て愕然としたのですが、何言ってらっしゃるのでしょうこの人。「萌えオタク」と「腐女子」はイコールに決まってるっつうかむしろ大前提じゃねえか。なんか書いてる人は有名な人らしいのですが、たぶんオタク界隈には詳しくない人だねー。 但し。男の萌えオタクと女の萌えオタク(即ち腐女子)が違う、というのは分からないでもない。一番大きな違いは、実現化欲求の有る無しでは
(昨日の続きです) オタク大賞2005というイベント全体を通して感じた感想なのだが、やはり今年も面白かった。 「浸透と拡散」を連発しつつも、様々なオタクが「今年のオタク」について自己言及すれば、やはりそこにはある程度傾向なり結論めいたものが見えてくるわけで、オタクを取り巻く環境の変化という意味で最後に「アキハバラ」が大賞というかキーワードに選ばれたのも納得だ。 オタク文化の希釈と多様化が進み「浸透と拡散」を繰り返した結果、「薄い」オタクばかりが増え「濃い」オタクは死んだ、そのように従来考えられていたオタクの定義の変化を意味する「オタク・イズ・デッド」という単語は今年あちこちの雑誌やブログで頻出し、2006年のキーワードになるかもしれない(そういうイベントをやろうか、という話も出たし)。 もちろんこれは昨年刊行されたマンガ評論本「テヅカ・イズ・デッド」のもじりであるのだが、その著者の伊藤剛は
甘詰留太『年上ノ彼女』をダシにした一論 どうも、叱られたようである。 doolittleさんのサイト「アンビエンス」にて。 ぼくが書いた『恋風』の感想への批判だ。 勝手に要約するに、2005年1月27日日記でのdoolittleさんの立論は、次のようなものである。 (イ)江戸時代は肉欲だけ求めた時代で、明治の人もそれをひきついだ。 (ロ)そこ(明治時代=近代)に、肉欲を悪とする社会的規制が登場。その社会的規制ゆえに、二人が密かに会うという恋愛は秘め事となる。 (ハ)秘め事となった二人の逢瀬は、恋愛の精神性を高める契機となり、それが近代的自我の発祥である。 (ニ)このようにして近代的自我のもとで高められた恋愛の精神性を、いっそう強固にするものとしてセックスは存在する。セックスは、社会が規制を設け賤視するような汚らわしいものではない。セックスは獣欲ではなく愛情表現となる。 (ホ)透谷の恋愛至上
サイト消滅を喜ぶ作者、嘆く閲覧者。 「サイトの更新停止します。」なんてのは、残念だけどよくある話。理由は様々だけれど、人それぞれ事情ってものがあるし、そもそも趣味でやっているサイトを止めるのに何か大それた理由が必要ってわけでもないと思う。日記更新してた時間を筋トレに回したくなったとか、そんなことでも十分閉鎖はあり得ます。 ただそれにも増して残念なのは、「サイトの閉鎖 = コンテンツの削除」と考える管理人さんの多さです。「更新できないサイトを残しておいてもしかたがないので消します。」とか「けじめを付けるために消します。」とか。あるいは何も告げずにさらっと消してしまうことさえ、ある。 消す方は消してスッキリするかもしれないけれど、それを嘆く大勢の閲覧者がいることを、もしかしてお忘れではないですか? こういうコトが平然とできてしまうのには2つの理由があると思います。 1つは、管理人さんが“自分の
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20061204#1165168161 の続き。 続きを読む 著作権法の非親告罪化というすげえ恐ろしげなことが進行しているので、スレを立て、情報を集めることにしました。情報があったら寄せられたし。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1169750538/ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1169750538/ 4 :。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/01/26(金) 05:25:17 著作権法、非親告罪化の一次ソース 非親告罪化の話の出所は第8回知的創造サイクル専門調査会の議事資料の15p 海賊版対策として出てきたもので、営利目的又は商業的規模など一定の場合に限る、とある http://www.kantei.
私は基本的にはシモ関係のスキャンダルには全く関心がないけど、名前が特定されない記事にはムズムズと不快感が走るので、名前特定をしたい。 女狂いのインチキ国会議員http://my.shadow-city.jp/?eid=301464 高級ソープ通いの政務官・・・・武士の情けで匿名 http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50321406.html ブックマークコメントhttp://b.hatena.ne.jp/entry/http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50321406.htmlによると、これは菅原一秀http://www.kantei.go.jp/jp/abeseimukan/060927/17sugawara.htmlのことらしい。 http://www.kantei.go.jp/
http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1169720894/ http://www.heiwaboke.com/2007/01/jasrac_1.html リンク先スレが落ちたため追加 日本音楽著作権協会(JASRAC)や日本文芸家協会など17の著作権利者団体は、協力して著作権の 集中管理に乗り出す。著作物の権利者や使用条件のデータベースを作成し、共通のポータルサイトで公開。 各団体が個々の著作権者に代わり、使用許諾と使用料徴収も手掛ける。 早ければ2008年度の稼働を目指し、手続きの簡素化で著作物活用を促す。参加するのはこのほか絵画、 写真、脚本、漫画などの権利者団体。 ソース: http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070125AT3Y2300525012007.html え、、、うそ、、、マジ? 漫画が
うまくいかない日に仕込むラペ 「あぁ、今日のわたしダメダメだ…」 そういう日は何かで取り返したくなる。長々と夜更かしして本を読んだり、刺繍をしたり…日中の自分のミスを取り戻すが如く、意味のあることをしたくなるのです。 うまくいかなかった日のわたしの最近のリベンジ方法。美味しいラペを…
私は群馬県高崎市に生まれ、昭和30年代に子供時代を過ごした、いわゆる「三丁目の夕日」世代です。 東映動画の長編アニメと東宝特撮映画を観て育ち、『鉄腕アトム』以降のTVアニメの隆盛をリアルタイムで享受、長じてアニメーターとなり『アルプスの少女ハイジ』をはじめとするいくつかの作品に携わりながら、一方で東京アニメーション同好会(現・アニドウ)の一員として『FILM 1/24』というアニメーション専門誌の編集を続けていました。 その後、現場を離れ、現在は九州の福岡に暮らしていますが、その間もアニメーション関連の文章を書くなど、アニメーションとは離れることなく過ごしてきました。 こんな私をアニメスタイルの某さんは「アニメと寄り添っている人生」と言ってくださいました。そんな私のこれまでの記、どう読んでいただけるのか分かりませんが、編集部からのご要望をご縁と思い、今まで出会った人や作品を織りまぜながら綴
うまくいかない日に仕込むラペ 「あぁ、今日のわたしダメダメだ…」 そういう日は何かで取り返したくなる。長々と夜更かしして本を読んだり、刺繍をしたり…日中の自分のミスを取り戻すが如く、意味のあることをしたくなるのです。 うまくいかなかった日のわたしの最近のリベンジ方法。美味しいラペを…
よく初心者向けのPC購入アドバイス記事などで、この定型フレーズを見かける。メールはともかく、ウェブにおいては、FlashやAjaxなどリッチな表現が普及して、どんどん重いサイトが増えている今では、この定型フレーズは誤解を招くのではないか。ノートPCなどでPentium3-500MHz/メモリ128MBぐらいの4,5年前の型落ちマシンがよく安売りされているが、この程度のスペックでは最新のウェブサイトを見ると、相当ストレスがたまるだろう。中途半端に安い中古マシンを買うよりは最新型の入門機種を買うのが一番なんだろうなあ。 ※追記 このスペックは一昔前ではなくて二昔前ではという指摘があったけど、激安セールとかいって売ってる例を想定していた。搭載OSがWindows98のようなもの。そういう時の広告などにウェブやメールだけならこれで充分、みたいなフレーズがよくあるので。
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