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2008年12月13日のブックマーク (10件)

  • 業を肯定すること。 - Something Orange

    先日の記事にいただいたid:lisagasuさんのブックマークコメントがうれしかったので、反応してみます。 海燕さんが「いじめいじめられるほうにも責任が」なんて考える人ではないのはブログの読者ならわかることです。私は海燕さんの文章の、人と物語をどこまでも肯定する姿勢が好きです。これからも楽しみにしています ありがとう(泣)。 こういうあたたかいお言葉をいただくと、ウェブログをやっていて良かったと思います。正直、続けることが辛くなることもあるわけですが……。 仰るとおり、ぼくが物語を読み、語るのは「人と物語をどこまでも肯定」したいからです。じっさいにそうできているかどうかは心もとないところですが、その想いが伝わっているのなら、こんなにうれしいことはありません。 しかし、ぼくが使う「肯定」という言葉のニュアンスを正確に伝えることはむずかしいかもしれません。それは必ずしも「正しいと認める」とい

    業を肯定すること。 - Something Orange
    prisoner022
    prisoner022 2008/12/13
    人間という生き物は、そうそういつも正しくなんか生きられないもの/何が正しいか、理屈ではわかっていても、そのとおりには生きられないのが人間で、だからこそ悩み、だからこそ苦しみ、だからこそ足掻く
  • がんだまぁBlog キャスバルとジオンの親子関係

    シャア・アズナブルというキャラクターは散々語りつくされてきたキャラですが、その親子関係に関して考察されたケースはほとんどないのではないか、と思います。人間のパーソナリティは家庭環境、親子関係が重要になってくるにも関わらず、です。 これは、元々シャアのそういった背景が描写されていないという側面が大きいのだと思いますが、少なくともアムロやカミーユよりは家族に関する設定が多いキャラですから、その側面で少し考察してみようと思います。 なお、ジ・オリジンはほぼ完全にパラレルであると認識してますので、基的には無視します。 シャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクンは、ご存知の通りジオン・ズム・ダイクンの息子です。しかし、その親子関係が明示されることは無く、「ジオンの死後ジンバ・ラルに引き取られた」というエピソードまで飛んでしまうのが、現在の設定です。 キャスバルにとって、父であるジオンよりこの

    prisoner022
    prisoner022 2008/12/13
    本当に必要だったのは、「母となってくれるかも知れなかった女性」ではなく、「父となってくれるかも知れなかった男性」/彼にとっての不幸はララァを失ったことではなく、代理の父とことごとく死別してしまった点
  • ハバーマスの公共性論について

    > 公共圏という個人が自分の意見を他人に主張?もしくは伝えることができ、意見や情報を交換できる社会の場があって私たちはコミュニケーションがうまくできるようになっていると主張しているのでしょうか? うーん、そういうことではありません。 ハバーマス(「ハバーマス」の表記に関してはいろいろあるんですが、わたしは最初に教わった「ハバーマス」を使います)に関しては、中岡成文『現代思想の冒険者たち27 ハーバーマス コミュニケーション行為』がわかりやすくまとまっています。 ここではそれに依拠しながら説明していきます。 ---(p.50)--- 『公共性の構造転換』は、十八世紀および十九世紀初頭のイギリス・フランス・ドイツで市民的公共圏が、つまり「小さいが、批判的に討議をおこなう公共圏」が形成されたと主張する。ドイツでは「普遍的な読書する公衆」が、フランスでは社交界のサロンが、イギリスでは喫茶店(コーヒ

    ハバーマスの公共性論について
  • ブックマークパーツを設置しました - ひびのたわごと

  • ファウ・ファウ物語はイマジナリー・コンパニオン? - 玖足手帖-アニメブログ-

    TOMINOSUKI / 富野愛好病 ふわふわなストーリー ――― ファウファウ物語 未読で恐縮です 言及、ありがとうございます。『ファウファウ物語』を未読で恐縮です。囚人022さんやkaito2198さんの記事を拝読して、小説の内容を想像するに、ファウをイマジナリーコンパニオン(imaginary companion)にした物語なのでしょうか。 URL| id:Nishinomaru コメントありがとうございます う〜ん、確か主人公とファウファウはほとんど一緒にいますが、妖精(フェラリオ)のファウファウは稀に主人公がいないところで「善意」の影響を人に与えてるから、一概そうとは言いきれない気もします。 すみません、囚人022さんの仰るとおり、他人に説明しづらい小説だと思います。何せ総理と天皇も出てくる作品ですから。普通のファンタジーじゃ、まずここまでやれなかったですし(その不思議さについて

    ファウ・ファウ物語はイマジナリー・コンパニオン? - 玖足手帖-アニメブログ-
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第27回 おじさまとクラリス

    『ルパン三世 カリオストロの城』についてもう少しだけ。10代の頃は、この作品が大好きだった。ビデオデッキを入手してからは、TV放送を録画して何度も観た。セリフを覚えるくらい観た。何度観てもあきなかった。早起きして、最初から最後まで通して観てから学校に行った事もある。だけど、振り返ってみると、クラリスの事はそんなには好きではなかった。クラリス自身よりも、ルパンが彼女を大切に想っている事を好ましく思っていた。考えてみれば『未来少年コナン』でも、ラナ自身よりも、コナンとラナの関係性が好きだった。 『カリ城』のルパンは、やや脂っ気の抜けた中年男である。角がとれて人柄が円くなっている。『旧ルパン』の頃の若くてギラギラした感じではない。『新ルパン』や『マモー編』の彼よりも更に年上だ。一番中年ぶりが発揮されているのが、クラリスに対する態度だ。カリオストロ公国の城下町で、レストランの娘に対して、気でくど

    prisoner022
    prisoner022 2008/12/13
    それは分かっているけれど、ルパンは、自分のロマンチックな想いを大事にし過ぎているんじゃないか。汚れてしまってもいいから、クラリスを連れて行ってやれよ、と思った。改めて、宮崎駿はロマンチストだと思った。
  • 偉そうなオタクが減った代わりに、ジャンルを系統的に把握するオタクも減っている - シロクマの屑籠

    最近のオタク リンク先の記事にある通り、最近は、オタク的薀蓄をひけらかして威張ってまわるようなオタクがめっきり少なくなった。数年前までは、アニメやゲーム漫画の知識を披瀝することで「俺様は、お前らよりも偉いんダゾ」と確認したがる人に頻繁に遭遇したものだが、オフラインでそういう風景をみかけることが減ってきた。それに伴い、いわゆる“布教活動”に勤しむ人も、少数派になってきているようにみえる。 この変化の要因については、「オタクがヌルくなってきたから」「ライトなオタクが増えたから」という説明をみかけることが多いし、それは多分当たっているのだろう。コアなオタクだけがライトノベルや萌え系コンテンツを独占している時代は既に遠い。若い世代を中心に、幾つかのhobbyのひとつとしてライトノベルや萌え系コンテンツを屈託無く*1楽しむ層が増加すれば、旧来からの、知識蓄積に拘るタイプのオタクや、オタク分野という

    偉そうなオタクが減った代わりに、ジャンルを系統的に把握するオタクも減っている - シロクマの屑籠
    prisoner022
    prisoner022 2008/12/13
    資金と時間を浪費した量だけ優越感にひたれるゲームは飽きますよね。限られたリソースから最大限の自己充足を得たいと願うのは「濃さ」ではなくて「深さ」なのかなぁ。もっとも主流はむしろ刹那的なのでしょうけど。
  • 富野喜幸VS安彦良和(下)

    前回。今回はもちろんその続き。 安彦 日人ってのは、ホンネに対する信仰が強すぎるのかもしれませんね。ホンネは、大変崇高で、哲学的なもので、シリアスだという考え方があるけど、向こうでいうホンネは、一番自分の好きな事とか、興味のある事とか、もっとフラットな事なんじゃないですか。 話の成り行きで言わざるを得ないんだけど、そろそろ富野さんもゲリラの親分じゃいけないんじゃないかと(笑)。もう少し正直に作っていいよって客観情勢が出て来たわけだから、もうからめ手じゃなくて、割と真正面から応えるものづくりを、スタンバイして欲しいな、と思うんですが……。 富野 だけど、それは仕事に村する基的な考え方の違いがあって、僕の場合はむしろ永遠にマイナーで、永遠にゲリラ屋の方が性に合っている部分があるし、そう簡単にはふっ切れないですよ。それと僕は、身体を動かしてないと何も出て来ないんです。まずキチンと出せるものが

    富野喜幸VS安彦良和(下)
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    prisoner022
    prisoner022 2008/12/13
    取り上げにくい題材で毎度スミマセン
  • 森鴎外 かのように

    朝小間使の雪が火鉢(ひばち)に火を入れに来た時、奥さんが不安らしい顔をして、「秀麿(ひでまろ)の部屋にはゆうべも又電気が附いていたね」と云った。 「おや。さようでございましたか。先(さ)っき瓦斯煖炉(ガスだんろ)に火を附けにまいりました時は、明りはお消しになって、お床の中で煙草(たばこ)を召し上がっていらっしゃいました。」 雪はこの返事をしながら、戸を開けて自分が這入(はい)った時、大きい葉巻の火が、暗い部屋の、しんとしている中で、ぼうっと明るくなっては、又微(かす)かになっていた事を思い出して、折々あることではあるが、今朝もはっと思って、「おや」と口に出そうであったのを呑(の)み込んだ、その瞬間の事を思い浮べていた。 「そうかい」と云って、奥さんは雪が火を活(い)けて、大きい枠(わく)火鉢の中の、真っ白い灰を綺麗(きれい)に、盛り上げたようにして置いて、起(た)って行くのを、やはり不安な

    prisoner022
    prisoner022 2008/12/13
    「ぼんやりして遣ったり、嘘を衝いてやれば造做はないが、正直に、真面目に遣ろうとすると、八方塞がりになる職業を、僕は不幸にして選んだのだ。」「八方塞がりになったら、突貫して行く積りで、なぜ遣らない。」